二重埋没法がバレる原因とバレないための対処法

日本人に特に特有ですが、美容整形を考えている、もしくは美容整形の治療を受けた方の多くは、できるだけ周囲にバレないように手術を受けたい・気づかれないように治療を受けたいという方が多いように思います。
これは、国民性がとてもよく現れており、日本以外の美容外科先進国ではこの傾向がないため、日本人特有の傾向かと思います。そのため、日本の美容外科では、仕上がりも綺麗にすることはもちろんですが、周りにバレずに治療をすることを特に気にしている方たちがいます。
日本において、若い方に人気のある施術に、二重埋没法があります。
一重や奥二重が多い日本人にとって、二重埋没法は若い方が一番初めに受ける傾向がある美容整形になります。日本では技術の進歩によって、ダウンタイム中もバレにくい二重埋没法が開発されてきました。そのため、可能な限りダウンタイムを抑えて二重埋没法を受けることも可能になりましたが、それでもやはり腫れを全く出さないことは難しいため、事前の準備や対策もとても大切です。
今回のコラムでは、
- 二重埋没法がバレる原因
- 二重埋没法でできるだけバレないようにする対策
- もしも二重埋没法を受けたことが職場や学校でバレそうになったら
という点について詳しく解説していきます。
二重埋没法のダウンタイムについて詳しく知りたい方やできるだけバレない方法を知りたい方は是非最後までご覧ください。

白岩 拓巳
経歴
2016年 千葉大学医学部医学科 卒業
2016年 横浜労災病院
2017年 平戸市民病院
2018年 千葉大学医学部附属病院
2019年 千葉労災病院
2020年 大手美容外科クリニック 新宿本院
2020年 大手美容外科クリニック 福岡院 副院長
2021年 大手美容外科クリニック 広島院 院長
2021年 大手美容外科クリニック 銀座院 院長
2022年 ネビュラクリニック 院長
[ CONTENTS ]
バレやすい埋没法の特徴や原因
二重埋没法が周囲にバレる原因としては、大きく三つに分けられます。
それは、
- ダウンタイム中の症状が目立つケース
- 手術の不自然な仕上がり
- ダウンタイム中に医師の指示を聞かない、ダウンタイム中の行動ミス
に分けられます。以下で詳しく説明していきますので、是非最後までご覧ください。
施術直後(ダウンタイム初期)の目立つ症状
二重埋没法が周囲にバレる原因の一つ目は、施術直後(ダウンタイム初期)の目立つ症状です。ダウンタイムは医療的な施術を受ける場合には必ずありますので避けることはできませんが、ダウンタイムを最小限に抑えることはできます。
施術直後の主な症状は以下の二つがあります。
腫れと内出血
二重埋没法の直後は、大なり小なりある程度の腫れや内出血が出ます。特に手術後数日以内は腫れや内出血が出やすい時期ですので、この時期のセルフケアの仕方や過ごし方でも大きく結果が変わります。
二重埋没法を担当した医師の技術力や二重埋没法の施術の方法もとても大事ですが、術直後の腫れや内出血を抑えるというとても難しいことを目指しているので、クリニック側の努力だけではなく、患者様のご協力が不可欠です。
術直後~1週間以内(特に数日以内)で心がけてほしいことはできる限り不要な腫れや内出血を広げないことです。
- 患部を保冷剤等でこまめに冷やす
- 塩分の高い食事を控える。
- 血行の良くなるような行為を控える(入浴、激しい運動、飲酒など)
- できるだけ安静に過ごす。
これらを行い、できるだけ不要な腫れや内出血を抑えるように努力することが患者様自身でできることとしてとても大事です。
ダウンタイム期間をできるだけ短くしてバレるリスクを抑えたい方は、侵襲の少ない方法で埋没法を行い、術後のセルフケアや注意事項をしっかり守りましょう。また、医師の技術力もとても大事です。二重整形や目元整形の症例が好みのものが多く、目元整形の症例数が多い医師であれば、安心かと思います。
傷跡や糸玉の突出
二重埋没法の手術後は、まぶたの表面に針孔程度の傷がつきます。この針孔の中に結んだ針孔を埋没させることで、糸玉が目立たないようにしますが、万が一埋没の度合いが弱いと糸玉が皮膚表面に近いところに露出する形となります。
また、皮膚の表側からの埋没法はすべて針孔が必要になります。そのため、埋没法直後は、まぶたの表面に針孔程度の傷がつき、これが気になる方もいます。
ただし、皮膚への傷穴自体はとても小さいものになりますので、じっくりみなければわからない程度です。
表側の傷跡を出したくない方であれば、まぶたの裏側から埋没法を行う方法もあります。この方法はダウンタイムも比較的短く抑えることができるので、ダウンタイムを抑えたい方にはとてもおすすめです。
不自然な仕上がり
二重埋没法が周囲にバレる原因として、二つ目に「不自然な仕上がり」があります。
この不自然な仕上がりとは、ダウンタイム中ではなく、ダウンタイムを越えて仕上がった状態でも「二重幅が広すぎる」、「糸玉が見えている」、「二重のラインが不自然」といった印象を与えます。もちろん、患者様がその二重幅を希望する場合もありますので、失敗とまでは言いませんが、埋没法のメリットとして、修正しやすいというメリットがあるので、もし万が一不自然な幅になってしまった場合には、再度修正手術を担当医に相談することがおすすめです。
しっかり、話した上で修正手術を検討すれば、自然な幅に仕上がることでしょう。
それでは、不自然な仕上がりになるパターンをお伝えいたします。
極端に広い二重幅
パッチリとした二重や目元が流行っているため、「写真うつりの良い幅広い二重になりたい」、「メイクをしたときに映える二重になりたい」と幅の広い二重はとても人気です。
しかし、極端に広い二重幅を希望する方がいることも事実です。極端に広い二重幅は不自然なだけではなく、目の開きが悪くみえる可能性もあります。
術前に医師としっかり相談し、広くなりすぎない二重幅で綺麗な二重をつくることがおすすめです。
歪な(いびつな)ライン形状
極端に広い二重幅以外に不自然な仕上がりとなる原因としては、歪な二重ラインがあります。通常、滑らかに孤を描く曲線となっておりますが、歪なラインの場合には台形や不自然な形になっております。
たるみが強い40代以上の方で、点留めなど自然に仕上げることが難しい状況の場合には厳しいですが、若い方で歪なラインになっている場合には、医師の技術の問題や患者サイドが無理な二重のデザインを要望した場合などが考えられます。
ダウンタイム中の行動ミス
二重埋没法が周囲にバレる三つ目の原因としては、「ダウンタイム中に医師の指示を聞かない、ダウンタイム中の行動ミス」が挙げられます。
一番有効なことは、できるのであれば、ダウンタイム中の人との接触をできる限り避けることです。
大きな腫れや内出血はだいたい1~2週間程度で落ち着くことがほとんどなので、可能であればその期間は自宅で安静に過ごすとよいでしょう。
人と会わなければ、「バレてしまうかも…」といった精神的なストレスもありません。
また、術後数日はこまめに冷やした方が良いので、心配であれば数日は仕事や職場などを休めるような時期だとベストかもしれません。
ダウンタイム中の行動ミスとしては、その他に
- ダウンタイム中に余計な情報をSNSやネットで検索して不安になる
→結果不安になり、回復が遅くなる
- ダウンタイム中の指示を聞かないで腫れの回復が遅い。
などがございます。何かダウンタイム中にご不安なことや疑問なことがあれば、すぐに医師やクリニックへ相談しましょう。
バレないための術前対策
それでは、二重埋没法を受けるにあたり、術前にできるバレないための対策について解説していきます。術前に準備できることは沢山ありますので、順番に解説していきます。
信頼できる医師選び
二重埋没法で綺麗な仕上がりになるために、そしてダウンタイムをなるべく短く抑えるために重要なことは、信頼できる医師を選ぶことです。
二重埋没法の成功は、医師と患者サイドの信頼関係が構築できるかどうかによります。
信頼関係を構築することは二重埋没法成功においてとても重要なことですので、まずは患者側が信頼できる医師を見つけましょう。
信頼できる医師を見つけるために重要なポイントは以下の三つです。
- 実績や症例数を調べる
- 症例写真で好みの症例写真が沢山ある
- 実際にカウンセリングを受けてみる
以上のポイントを押さえて実績があり、相性の良い医師を選ぶと良いと思います。
自然な二重幅の決め方
二つ目は、自然な二重幅の決め方です。
だいたいの患者様は、なりたい目元のお写真を持ってきてくださったり、アイプチで作っている幅で二重を希望します。二重幅はシュミレーションが命なので、シュミレーションしたときの幅が実際の完成系となります。
ここで注意しておきたいのは、アイプチやアイテープで作っていたときの幅でつくりたいと思った時、その幅で二重を留めるとアイプチよりも幅広くなってしまうことです。
アイプチと二重埋没法は異なります。二重埋没法はアイプチよりも皮膚へのダメージが少なく、長期に渡って持続するというメリットがあります。また糸でしっかり留める場合には、皮膚に食い込みを作るため、アイプチよりも食い込みができる分二重幅が広くなりやすいです。そのため、アイプチと同じ幅で留めたい場合はアイプチの線よりも少し狭目に留めましょう。
写真でイメージがあると医師もわかりやすいので、可能であれば当日見せる二重幅のイメージを伝えましょう。
休暇の適切な取り方
二重埋没法を行う際には術後にダウンタイムが必ず発生します。
特に腫れやむくみが強いのは、術後数日程になります。この期間は、大なり小なり腫れは発生しますので、可能であれば休暇を取りましょう。
しかし、どうしても休みが十分に取れない場合もあるかと思います。
その場合は、腫れができる限り抑えられる二重埋没法や医師の技術力、術後のケアの仕方等でダウンタイムをなるべく抑え、施術を乗り越えましょう。
それでも万が一、腫れが目立つ場合には、ダウンタイムの隠し方もあるので、そちらを実践しましょう。
ダウンタイム中の対処法

次に、二重埋没法を受けた後のダウンタイム中の過ごし方や対処法についてお伝えいたします。万が一、ダウンタイムが強い場合にも使えますので、是非最後までお読みください。
腫れを軽減するケア方法
腫れを軽減するポイントは、以下の通りです。
- 枕で頭側を高くして寝る
- 塩分の多い食事を控える
- 術後特に数日はこまめに冷やす
- 血流が良くなる行動(入浴、激しい運動、飲酒)を避ける
術後数日~1週間はこのような行動を行うと腫れを軽減できるので、是非行ってください。
メイクでカバーする工夫
術後、万が一内出血などでてしまった場合には、メイクでカバーすることも検討してください。少しの内出血であれば、メイクで十分カバーできます。
また、片目で施術をした場合には、眼帯などを使うとよいと思います。眼帯などで片目を隠し、眼科などにかかっているなどの理由を使えば、たいていの場合はバレません。
また、メガネでカモフラージュする、一時的に前髪で隠すなどもバレないためによい方法かと思います。
人との接触を避けるコツ
ダウンタイム中にバレないポイントとして最もよいのは、人との接触を避けることですが、人との接触を避けるコツについて解説します。
まず、不必要な外出は控えましょう。また職場や学校にどうしても行かなければならないとき、昼食やその期間の不必要な付き合いは控えましょう。
体調不良などと理由をつけて乗り切るのも良いかもしれません。
アイプチとの違いを理解する
二重埋没法で成功するため、ダウンタイムを抑えてバレにくくするためにアイプチとの違いを理解しましょう。
まぶたへの負担について
アイプチの場合は、長期的に行った場合には皮膚が荒れたり、皮膚に炎症が起こります。
そのため、長期的にアイプチを行っている方であれば、二重埋没法をするときにもアイプチの腫れによって、埋没がやりにくくなったり、腫れやすかったりする原因になります。
長期でアイプチを行っている方であれば、可能なら、埋没法を受ける1週間前はアイプチを控えましょう。
自然な二重形成の仕組み
自然な生まれつきの二重は、皮膚真皮と瞼の裏の瞼板もしくは挙筋腱膜の繋がりによって形成されています。
アイプチで二重を作っている場合には、あくまで皮膚に癖付けを行っているだけですので、皮膚に浅いシワを作っているだけです。それに対して、二重埋没法で二重を作る場合には、構造上、生まれつきの自然な二重とほぼ同様な形成になります。そのため、アイプチの二重と二重埋没法でつくる二重は根本的に二重ができる仕組みが違うことをご理解ください。
この違いによって、アイプチで作っている二重とほぼ同じ二重幅を希望する場合には、二重埋没法の方が幅狭くつくる必要性があります。
バレてしまった際の対応
最後に、万が一、二重埋没法がバレてしまったときの対応法です。
状況別の説明方法
二重埋没法を行ったことが周囲からバレかけた時、指摘された時には、以下のように回答すると良いでしょう。
- 逆さ睫毛の手術をした
- 前日に泣き過ぎた
- メイクを変えた
- アイプチやアイテープで二重の印象を変えた
- 目の病気になった
また、前髪で一時的に隠す、メガネでカモフラージュする、眼帯を付けて乗り切るといった方法も見受けられますので、是非参考にしてみてください。
前向きな受け止め方
もう一つは、二重埋没法を行ったことを認めてしまうことです。
現在は、一昔前に比べて、美容外科治療を受ける人が増え、美容施術がとても一般的になってきました。美容外科医として、二重埋没法の手術を毎日のように行っている私の感覚としては、「二重埋没法くらいであれば、ほぼ7割以上の方がやっているのではないか?」という感覚です。そのため、仮にあなたが、二重埋没法を受けていたとしても、何も特別なことではありません。アイプチを毎日の日常生活で行っているように、メイクを毎日のように行っているように、二重埋没法をすることもとても一般的なことです。二重整形くらいであれば、メイクの延長線上なので、何も言わずに隠すよりも前向きに受け止め、二重埋没法を行ったことを周囲に言ってしまう方が楽かもしれません。
バレにくい埋没法はネビュラクリニックにご相談ください
バレにくい二重埋没法や目元整形のことなら、ネビュラクリニックへご相談ください。
ネビュラクリニックでは、元大手美容外科で院長や指導医を歴任した少数精鋭の医師により構成されており、二重埋没法をはじめ、目元整形の症例数が多く、安定した技術を持った医師のみが執刀しています。
当院では、二重埋没法のダウンタイムをできるだけ抑え、バレにくくするための方法として最先端の二重埋没法も高クオリティーで行っております。開院以来、二重の症例数は数万件行っているため、どの埋没法の質ももちろん非常に高く提供しております。
保証内容も充実しており、万が一仕上がりに納得いかなかった場合でも保証を使って再施術することが可能です。全国より他院の修正や再手術の依頼も多数担当しておりますので、万が一の時も安心です。
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岸大輔
Daisuke Kishi
経歴
昭和大学医学部医学科 卒業
東海大学医学部附属病院 形成外科
都内病院 麻酔科
大手美容外科クリニック 川口院 院長
大手美容外科クリニック 新宿東口院 部長
大手美容外科クリニック 仙台駅前院 副院長
大手美容外科クリニック 高田馬場院 院長
大手美容外科クリニック 枚方院 院長
ネビュラクリニック京都院 院長
所属学会・資格
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本麻酔科学会正会員
ボトックスビスタ認定資格医
ジュビダームビスタ認定資格医
ジュビダームビスタバイクロス認定資格医
日本救急医学会ICLSプロバイダー修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
学術集会演題発表歴
1. | 『肢帯型筋ジストロフィー患者の腹腔鏡下虫垂切除術に対する麻酔経験』,第59回日本麻酔科学会合同学術集会,演者:岸大輔、奥田奈穂、小柳哲男、斎藤郁恵、新井多佳子、島田宗明 |
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