他院修正/他院抜糸/セカンドオピニオン外来/診断書作成

他院修正とは、美容整形手術やヒアルロン酸注入などの施術を受けたクリニックとは別のクリニックで修正手術(施術)を受けることです。

カウンセリングやアフターケアでクリニックへの不信感が募る、または満足のいく結果が得られなかったことなどが主な理由として挙げられます。

具体的な他院修正症例としては以下があります。

・二重幅の左右差、不自然さの改善
・注入したヒアルロン酸の除去やボトックスの修正
・フェイスラインのリフト修正
・豊胸の修正
・婦人科形成手術の修正

• 希望通りの形やラインに修正できる可能性がある

  他院修正のメリットは、希望通りの結果が得られる可能性があることです。修正手術は医師の高い技術や経験、知識が必要です。他院修正を実施しているクリニックをいくつか調べて相談してみましょう。

• 信頼できる医師に出会えることがある

• 他院で客観的かつ専門的なアドバイスを受けることができる

  別のクリニックの医師からカウンセリングを受けることで、手術結果の問題点や修正可能かどうかのアドバイスがもらえます。

• 手術を受けたクリニックとしっかり話し合う機会が持てる

  一番大切なのは、手術を受けたクリニックに疑問や不満を伝えてしっかりと話し合うことです。カウンセリング時に認識の違いがあったのか、手術に問題があったのかひとつずつ確認していきましょう。不信感があるクリニックと話し合うことはとても辛いことですが、ご自身が納得できる回答が得られるかもしれません。

• 修正手術を断られてしまうことがある

• いくつかのクリニックの下調べが必要である

  修正手術は医師の技術や経験はもちろんのこと、修正可能な手術かどうかが重要なポイントです。他院修正を実施しているクリニックをいくつか調べ、修正したい箇所の手術が可能か問い合わせてみましょう。

• 他院修正の費用が別途かかる

  修正にかかる費用は最初の手術よりも割高です。理由としては他院修正自体が難しい手術であることや、修正内容によっては除去をしてから再注入するなどの手順が発生するからです。なかには割安な価格で他院修正のモニターを募集しているクリニックもあります。

• 通常の手術よりもダウンタイムが長引く

• 術後の傷跡が残る場合がある

• 通常の手術よりも感染症のリスクが大きい

• 何度も修正手術をすることはできない

既に手術した箇所を修正するため皮膚や身体へのダメージが大きいです。それに伴いダウンタイムが長引くことや、傷跡が残ることがあります。切開などの場合は感染症のリスクも大きくなります。

これらのリスクを考えると、修正手術は何度も繰り返すことはおすすめできません。

事前に医師と一緒にリスクを確認し、納得してから手術を受けましょう。

他院修正料金
他院修正費用 切開系処置、高難度修正	¥150,000～ (診察次第で決定) ¥165,000(税込)～(診察次第で決定)
他院ヒアルロン酸溶解	¥39,600 ¥43,560(税込)

他院抜糸とは、手術時に使用した糸を手術した病院以外で取り除くことです。
国外や自宅より遠方のクリニックで美容整形手術を受けた方が、国内や自宅近くのクリニックで他院抜糸を希望されることが多くあります。

また、二重埋没法などの手術で希望通りにならずに他院抜糸をするケースもあります。

抜糸後のアフターケアは大切なので、抜糸後にクリニックでのアフターフォローがあるかどうかしっかりと確認しておきましょう。

• 自宅近くで他院抜糸することで通院負担が減る

  最近では美容整形手術を韓国などの海外で受ける方も多く、美容整形がより身近な存在になってきています。
  
  しかし、手術後の長時間の移動は身体的にも精神的にも負担が大きくなってしまいます。飛行機を利用することで手術部位のむくみや痛みが出たりしますので、他院抜糸は海外で美容整形手術を受けた方の術後の負担を軽減できます。

• 手術を受けたクリニックよりも自分に合ったクリニックが見つかる場合がある

  また、手術を受けたクリニックでのアフターフォローに疑問がある場合、セカンドオピニオンとして別のクリニックでの抜糸も有効的です。

• アフターフォローをしっかりと受けることができる

  クリニックによって手術後のアフターフォローもさまざまです。何らかの事情で手術したクリニックには相談しづらいことがある、抜糸以外の術後の経過に不安がある場合はアドバイスを求めることができることも他院抜糸のメリットです。

• 紹介状が必要な場合がある

  他院抜糸は、特に海外で美容整形手術を受けた場合に紹介状を必要とするケースが多くあります。通常は手術日や手術内容、手術部位の詳細を確認してからの抜糸となりますが、なかには国内・国外での美容整形手術どちらも紹介状なしで抜糸が可能なところがあります。

• 他院での手術の抜糸は自由診療となる

  紹介状がある場合とない場合で抜糸の料金に違いがあるなどクリニックによって対応方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

• 診察次第で抜糸を断られる場合がある

  診察次第で抜糸を受けられないこともあります。ご自身で抜糸の判断をすることは危険なので、いくつかのクリニックに相談してみましょう。

• 抜糸時に傷口が開いてしまうことがある

  他院抜糸にかかわらず、抜糸時に傷口が開いてしまうことが稀にあります。いつ手術をしたのか、傷口の状態や痛みはないか、抜糸前に医師に正確に伝えるようにしましょう。

• 糸を取り残してしまうことがある

  クリニックによって糸の縫い方が異なるため、他院抜糸の際に糸の取り残しがある可能性があります。

• 時間が経つと糸が皮膚組織に馴染んで抜糸できない場合がある

抜糸後は以下の点に注意してください。

・多量の飲酒
・長時間の入浴
・激しい運動
・傷口への紫外線の刺激

抜糸後2週間程度は多量の飲酒や長時間の入浴、激しい運動は避けてください。
また、抜糸後6ヶ月程度は紫外線対策をしっかりとおこなってください。

抜糸後も傷口の乾燥や摩擦は厳禁です。傷口に医療用テープを貼れる場合は、貼り付けることで摩擦や乾燥から傷口を守ることができます。また、テープを貼ることで傷口が目立ちにくく、綺麗に仕上がります。

また、抜糸後の傷口は紫外線の刺激で色素沈着になりやすい状態です。紫外線対策も怠らないように注意しましょう。

他院抜糸料金
他院二重抜糸(シンプルな方法)1本	¥13,500 ¥14,850(税込)
他院二重抜糸(複雑な方法)1本	¥27,000 ¥29,700(税込)

• カウンセリング予約
  

  当院のLINE公式アカウントまたは予約サイトからお申込みください。予約の際に他院抜糸である旨をお伝えください。
  

• ご来院・カウンセリング
  

  抜糸前に手術日や手術内容、現在の症状などについて詳しくお聞かせください。
  

• 手術前日

  抜糸前も過度な飲酒や長時間の入浴は避け、安静に過ごしてください。
  

• 施術当日

  受付後、抜糸をおこないます。抜糸自体は、すぐに糸が確認できる場合は1分程度で終わります。糸が奥まで入り込んでいる、または固く結ばれすぎているときは時間がかかることもあります。
  
  帰宅後は傷口を清潔にすることを心掛け、過度に洗ったり擦ったりしないように注意してください。
  

セカンドオピニオン外来とは、他院で手術を検討している方や手術を受けた方が、手術方法や治療方法に対する知識と理解を深めるために設置されています。

医師が第三者の公平な立場から美容整形や修正などの悩みを聞き、アドバイスを提供しています。

セカンドオピニオン外来を受ける際は、担当医師にセカンドオピニオンを受けることを伝え、紹介状を書いてもらいましょう。

担当医師に伝えないままに色々なクリニックを巡ることは混乱を招くことになりますので、「先生の説明は理解しているが、他の先生の意見も聞いてみたい」などとしっかりと伝えることが大切です。

• セカンドオピニオン外来専門医から別の視点の意見が聞ける

  セカンドオピニオン外来の専門医から担当医とは異なる視点から意見を提示してもらえることが大きなメリットです。

• より納得のできる手術方法が見つかることがある

  より納得できる手術方法が見つかる場合もあり、選択肢が広がる点でもセカンドオピニオン外来は利用されています。

• 手術内容や術後の状態についての理解が深まる

  たとえセカンドオピニオン外来で担当医と同じ診断が下りたとしても、手術や術後の状態についてさらに深く理解することができます。
  
  担当医からのファーストオピニオンで納得することができれば、セカンドオピニオンは必要ありません。
  
  担当医の説明に不安が残る、または本当に自分にあった手術内容なのか分からない場合は担当医にその旨を伝え、セカンドオピニオン外来の受診を検討してみてください。

• 事前に担当医にセカンドオピニオン外来を受ける旨を伝える必要がある

  セカンドオピニオン外来はすぐに受診できるわけではなく、担当医にセカンドオピニオンを受けたい旨を伝えることからスタートします。この制度は転院とは違い、あくまで第三者の専門医から第二の意見を聞き、担当医に持ち帰るという流れです。
  
  担当医に伝えるのは少し勇気が必要かもしれませんが、遠慮する必要はありません。納得できるまで担当医と話し合ってみてください。

• セカンドオピニオンは自費診療のため健康保険は使えない

• 患者自身がドクターショッピング状態に陥るケースがある

  セカンドオピニオン外来自体にリスクはありませんが、患者様自身がドクターショッピング状態に陥ることがあります。ドクターショッピングとは、セカンドオピニオンとは全く異なるもので、一つ目の病院での診断などに満足がいかず、二つ目の病院へ行き、それでも納得がいかずまた別の病院へ行く行動のことを指します。美容医療ではドクターショッピング状態に陥るケースも少なくありません。

• 色々なクリニックを巡ることで症状の経過がわかりにくくなる

• セカンドオピニオン外来予約
  

  当院のLINE公式アカウントまたは予約サイトからお申込みください。予約の際にセカンドオピニオン外来を受診したい旨お伝えください。
  また、ご来院前までに担当医へセカンドオピニオン外来を受診したい旨をお伝えいただき、紹介状を準備してください。
  

• ご来院前

  担当医から提案されている手術内容や症状などを伝えられるように準備していただくと、当日はスムーズにお話ができます。
  

• ご来院当日

  予約時間までに受付を済ませて、待合室でお待ちください。
  

• セカンドオピニオン外来

  どのような理由でセカンドオピニオン外来を受診するに至ったのか、お聞かせください。
  経験と知識豊富な専門医が、不安なことや疑問点が解決できるようサポートします。
  

手術を受けて明らかな傷や麻痺などの後遺症が残った場合、医師に診断書の作成を求めることができます。別のクリニックでも診断したうえで診断書を作成することも可能です。

診断書を作成しておくことで、その後の医療機関への受診がスムーズになりますし、施術を受けたクリニックへの補償を求めたい場合、公的機関へ提出する際にも必要となります。

ただし、手術を受けて理想の結果が得られなかったという場合には診断書の作成はできませんので注意してください。

• 障害や疾病を理由に休職する場合に役立つ

  美容整形手術による障害やケガで仕事をすることが困難な場合は、診断書を会社へ提出することで休職することや業務の調整をお願いできます。
  
  診断書を会社へ提出することは法律で定められていないため義務ではありませんが、会社から提出を求められるケースがほとんどです。

• 公的福祉制度を利用する場合に必要になる

  障害やケガによって休職が必要だと医師が判断した場合、休職中の生活保障として傷病手当金を受給できることもあります。
  
  診断書は利用する制度によって書式が異なるため、事前に自治体へ問い合わせておきましょう。

• 裁判で提出する証拠となる

  稀に、美容整形手術をおこなったクリニックや医師とトラブルになり、裁判に発展することもあります。裁判をおこなうためにはまず弁護士に相談し、協力医の助言や援助を受けましょう。
  
  証拠が確認できなくなる恐れがあるため、修正手術は裁判が終わるまで受けないようにしてください。

• 診察結果によっては診断書を拒まれることがある

  診断書はあくまで手術が原因で発生した障害やケガについて記載されるもので、理想のイメージに仕上がらなかった場合などは診断書の作成ができません。現在、どのような症状があるのか、手術でどのような後遺症を負ったのかが診断書作成の基準です。

• 診断書の不正利用が疑われる場合は診断書が作成できない

  医師には診断書作成の義務がありますが、恐喝や詐欺などの不正使用が疑われる場合に診断書の作成を拒むことは正当な理由とされています。

• 診断書を偽造することは犯罪になる

  偽造・変造した診断書を勤務先の会社などに提出する行為は詐欺罪や虚偽診断書等作成罪、私文書偽造に問われる犯罪行為です。また、偽造した診断書の提出が原因で勤務先の会社などに損害を与えた場合は、民法上の不法行為として損害賠償を求められることもあります。

• 診断書代行業者を利用することは犯罪になる

  診断書発行業者を利用することも危険です。診断内容や症状の経過について記載されている内容は、医師が書いたものか素人が書いたものかは一目瞭然です。正当な方法で診断書を入手しましょう。

• 1.来院ご予約
  

  当院のLINE公式アカウントまたは予約サイトからお申込みください。予約の際に診断書の作成を依頼したい旨をお伝えください。
  

• 2.ご来院前

  当日はどのような症状があるのか、どのような手術をおこなったのか等をお伺いします。事前にお伝えいただく内容を整理していただくとスムーズにカウンセリングができます。
  

• 3.ご来院当日

  予約時間までに受付を済ませて、待合室でお待ちください。
  

• 4.カウンセリング
  

  カウンセリングでは、患者様の症状や手術箇所の状態をしっかりと確認させていただきます。術後にどのような症状があるのか、詳しくお聞かせください。
  

• 5.診断書の作成

  カウンセリングで症状を確認した後に診断書を作成します。
  診断書の作成に数日お時間をいただく場合があります。