【京都 ほくろ除去】盛り上がったほくろは除去できる？原因・除去方法・傷跡リスクまで医師が徹底解説

盛り上がったほくろは、見た目の問題だけでなく、時には摩擦や刺激によって不快感や痛みを引き起こすことがあります。これらのほくろは通常の平らなほくろと異なり、皮膚表面から隆起しているため、日常生活の中でも気になる存在です。
そのため、盛り上がったほくろの除去は、多くの人にとって重要な悩みの一つです。
また、平らなほくろと異なり、レーザーで簡単に消すことができず、レーザー除去のみではほとんど再発してしまう厄介な存在です。
本コラムでは、盛り上がったほくろの特徴や原因から始まり、各除去方法の詳細、治療後のケア、さらには予防策について詳しく説明します。自分に合った方法を見つけ、健やかな皮膚を保つための参考にしてください。

盛り上がったほくろは、通常の平らなほくろと異なり、皮膚の表面から隆起していることが特徴です。これらのほくろは、周囲の皮膚よりも高く、触れると滑らかで柔らかい感触があります。色は濃い黒から茶色、時には赤みを帯びることもあり、形状や大きさはさまざまです。盛り上がったほくろは、見た目が気になるだけでなく、摩擦や刺激で痛みを伴うこともあります。

盛り上がったほくろは、ほくろの原因となる細胞メラノサイト（色素細胞）が集まり、皮膚の上に隆起することで形成されます。
その原因には、遺伝的な要因、紫外線の影響、摩擦、遺伝的要因などが考えられます。また、皮膚の再生過程や免疫系の反応も関与している場合があり、これらの要因が重なることで、ほくろが盛り上がりやすくなります。

盛り上がったほくろは、時に悪性の可能性があります。特に、「最近急激にほくろが大きくなってきた場合」や「ほくろの形が歪な場合」には注意が必要です。
悪性の可能性を完全に排除するためには、時に専門の医師による診断を受けることも重要です。その上で適切な除去方法を選択することで、安全に処置を行うことができます。
自己判断での除去は避け、医師の診察や指示に従いましょう。

ここでは、盛り上がったほくろの主な除去方法とそれぞれの特徴についてご紹介いたします。

ほくろの根っこが浅い場合（つまり色素細胞が浅い位置にある場合）や小さいほくろの場合には、電気分解法が用いられます。
くりぬき法に比べて再発が多いですが、電気分解法で十分にとれる大きさの場合には電気分解法での除去が可能です。大きさの目安としては、1~2mmほどの膨らんでいないほくろが対象となります。

ほくろの膨らみが強く、大きさが５・６mm以下の場合にはくりぬき法が良く行われます。電気分解法やレーザー治療に比べて再発が少なく、比較的膨らみが強く、大きめのほくろに適応となります。

一方で、膨らみが強いだけでなく、くりぬき法で除去できる以上の大きさのもの（部位によるが、5・６mmを越えるもの）は、切開法の適応となります。
あまりに大きすぎるほくろをレーザー治療や電気分解法で行う場合には、ほくろを除去しきれず再発します。また、この大きさのほくろをくりぬき法で行った場合には、除去して再発なく施術することは可能ですが、傷跡が大きくなりすぎるため、傷跡が残る原因になってしまいます。そのため、このような大きさのほくろに関しては、切開法で除去することがおすすめです。

ここでは、くりぬき法のダウンタイムについて解説していきます。

• 施術直後〜１週間：赤み・かさぶた期

  施術後一週間程度は、除去した部位が赤みをもったり、かさぶたになったりします。

• ２〜３週間：術後２～３週間で赤みやかさぶたが次第になくなっていきます。

• １ヶ月以降：ほぼフラットな形状に回復する例が多いです。

  赤みも薄くなりますが、まだ残っている場合には時間をかけてまだまだ良くなります。 赤みが残っている場合でも、お化粧で隠せる程度のことが多いです。 術前のほくろの大きさや形状、患者さんの治りやすさによって個人差はありますが、いずれも綺麗に治っていきますので、経過をみていただくことが大事です。

術後はいつもよりも念入りに紫外線対策をしてください。

ほくろ除去のカウンセリングの際には以下の点を確認しましょう。

• ほくろ除去の症例が十分にあるか

  美容外科・美容皮膚科施術を行う上で症例数や実績はとても重要です。 沢山の処置を経験すれば、当然治療の精度が上がるだけでなく、それぞれのほくろに対して、どの治療が傷跡や再発が少なく行えるかという点が良く分かります。 そのため、ほくろ除去の症例が十分に経験あるのか確認しましょう。

• 取りたいほくろにどの方法が適しているか

  はじめにご説明した方に、そのほくろに適した施術方法はほくろごとに異なります。 施術経験が豊富であれば、しっかり診断と提案をしてもらえるのでおススメです。

• カウンセリングで納得するかどうか

  カウンセリングで実際に話を聞いてみて、ご自身の希望に合うのか、施術方法は適切か、説明は丁寧なのかなど、話を聞いて納得するのであれば施術をお願いしましょう。 悩み過ぎて施術を一向に受けることができないのは良くありませんが、任せられるかカウンセリングで判断することは重要です。

• 予算が合うかどうか

  施術をする上で、ただ安ければ良いというわけではありません。 身体のことである以上、傷跡は残らないかあるいは少なく済むのか、再発はしないのかなどを確認した上で、ご予算に見合う処置を受けましょう。 ただ安かったとしても、再発を繰り返すのであれば、最終的な施術料金は高くなります。 もちろん、ご予算に見合った処置を受けることは重要です。

ここでは当日の流れや注意点をご説明します。

• ご予約・ご来院
  

• 問診表・カウンセリング・診察
  

  通常、初回来院のクリニックでは、問診票記入・カウンセリング・診察までで一時間程度はかかる場合が多いので、お時間に余裕をもって来院しましょう。

• お会計
  

  カウンセリング後、施術が決まったら、処置の前にお会計を行います。事前にクリニックにお支払い方法を確認しておくことはスムーズに施術を受けるために重要です。

• 施術・処置
  

  当日は、帰宅する際に施術部位を隠せるマスクや帽子などを持参しましょう。

自分に合った施術方法を選ぶためには、まずカウンセリングを受けてみることが重要です。クリニックによって説明内容が異なる場合もありますが、適切な方法をわかりやすく丁寧に説明してくれるクリニックは安心して任せられるでしょう。

自身のほくろを除去した際に、傷跡を残さず、かつ再発なく除去することが大事です。そのための最適な方法をカウンセリングを聞いたうえで判断しましょう。

ほくろ除去といっても様々な方法があり、それぞれのほくろによって適した方法があることはご理解いただけたと思います。
ネビュラクリニックでは、レーザー治療、電気分解法、くりぬき法、切開法などほくろのサイズや深さ、形状に合わせて適切な方法で施術をしております。それぞれの方法には利点と欠点があり、適した方法を選ぶためには医師の診断とアドバイスがとても重要です。
是非ほくろを除去することを検討されている方は、一度ネビュラクリニックへご相談ください。