2025.02.19
韓国美容整形の特徴と施術選び

「韓国は美容大国だし、本場で安そうだから韓国旅行のついでに美容整形を受けよう」という方は、近年いるかもしれません。
でも、受けようと思っている美容整形の手術、本当に韓国で受けるのが適切なのでしょうか?美容整形はメリットだけでなく、リスクも伴うものですので、安易に韓国で美容整形を受けようとすると思わぬトラブルに巻き込まれることも…
韓国は、日本からみれば外国になるので、トラブルがあっても日本で広がりにくいように情報操作がされているような現状もあります。
今回は、美容整形を受けるにあたって本当に韓国での美容整形が適切なのか、韓国での美容整形が向いている人と向いていない人の特徴などはあるのか、韓国で渡韓整形を受ける際の注意点などについて解説いたします。

白岩 拓巳
経歴
2016年 千葉大学医学部医学科 卒業
2016年 横浜労災病院
2017年 平戸市民病院
2018年 千葉大学医学部附属病院
2019年 千葉労災病院
2020年 大手美容外科クリニック 新宿本院
2020年 大手美容外科クリニック 福岡院 副院長
2021年 大手美容外科クリニック 広島院 院長
2021年 大手美容外科クリニック 銀座院 院長
2022年 ネビュラクリニック 院長
[ CONTENTS ]
韓国美容整形の背景
まずは、どうして韓国の美容整形がここまで世界的にみて美容大国ともてはやされるようになったのか、その背景をお伝えいたします。韓国は、日本と異なり韓国政府が国力増強(すなわち資金源として)のために美容整形の業界を国全体で推していたり、民族や宗教的な背景もあるので、詳しくご説明いたします。
美容大国となった要因
韓国が美容大国となった要因についてお伝えします。
韓国が美容大国となった大きな要因は以下の点にまとめられると思います。
- 宗教的要因
- 民族的要因
- 医療技術の発展のために試験的な実験が美容整形で行われるようになったこと
- 国家の後押し
この四つに集約されますので、以下で詳しく解説していきます。
文化的背景
まずは、文化的な背景(宗教的要因と民族的要因)について解説いたします。
1.儒教の影響
韓国の主な宗教は儒教になります。韓国では、中世以降、儒教が国の統治に使われ、現代でも儒教的な考え方が生活の中に根強く残っています。あまり知られていないかもしれませんが、儒教の教えはかなり外見を重視します。その儒教の影響もあり、文化的に就職活動でも受験でも、外見が良い人や可愛い人が非常に有利です。そのため、韓国では10代のうちに親が同行で整形してに美容クリニックへ訪れるのは当たり前です。当然、親も整形している場合が多いですし、周りの友達も整形しているので日本人のように美容整形することを隠すような文化もありません。
そういう宗教上のバックグラウンドがあるため、韓国は美容整形が盛んになっているのです。
2.朝鮮民族の顔立ち
二つ目は、民族的な要因があります。韓国は、日本のお隣なので、人種的にも似たようなものと思いがちですが、厳密に民族で分類すると、日本人は大和民族、韓国人は朝鮮民族と人種が異なります。人種が異なると当然顔立ちや骨格も異なります。具体的には、朝鮮民族は頬のエラが張っている、いかつい顔立ちをしているのが特徴的です。ネビュラクリニックでは、元大手美容外科で院長や指導医を歴任した少数精鋭の医師により構成されており、二重埋没法や二重切開法をはじめ、目元整形の症例数が多く、安定した技術を持った医師のみが執刀しています。
二重埋没法の方法も従来の点留めをはじめ、最先端の線留めや裏留めも幅広く行っており、様々な方のご要望にお応えするために、保証内容や術式などでどのような方のご要望にもお応えして施術を提供することが可能です。開院以来症例も多いため、どの埋没法の質ももちろん非常に高く提供しております。また目は一重まぶたが多く塩顔の薄い顔立ちをしています。K-POPアイドルをみるとみんな卵型の小顔で現代風の顔立ちをしているように見えますが、あれは朝鮮民族本来の顔立ちではありません。つまり、KPOPアイドルですら、ほぼ全員と言ってよいほど美容整形を受けているのです。日本のアイドルブームをみればわかるようにK-POPアイドルの顔立ちになりたいと憧れている方は少なくありません。その憧れた顔に近づけるために美容整形を受ける文化があります。
またK-POPアイドルのような朝鮮民族に似つかない小顔にするために、「骨切り」を行っているK-POPアイドルが非常に多いです。そして、骨切りは顔の骨を切るという難易度も危険性(リスク)もとても高い手術です。難易度の高い手術の症例を多く持っている=韓国の美容整形はすごいというイメージが育まれてきました。
医療技術の発展
韓国が美容大国となった要因の3つ目は、医療技術の発展のために実験的な美容整形が数多く行われてきた背景があります。
日本の美容外科クリニックとの違いで分かりやすいのは、日本では将来的なリスクがわかっていない試験的な美容整形は行わないことです。そのため、安全性と手術のメリットが確立された治療のみを患者さんに提供します。一方で、韓国では、新しい最先端の医療や手術を試験的にどんどん行います。そのため、新しい美容施術が生まれやすい一方で、将来的なリスクがわからない治療までどんどん勧めますし、行います。
したがって、韓国の美容整形は、将来のリスクがわからないけれど、新しい治療を行いたいというチャレンジ精神がある方には向いていると言えます。
国家としての取り組み
韓国が美容大国となった要因の4つ目は、国家として国を挙げて美容整形の発展に力を入れているという側面があります。つまり、韓国は美容整形を国家事業として推進しています。
一方で、日本政府はまだまだ美容医療に対して消極的であったり、日本政府の役人自体が美容整形に偏見を持っていたりするので、韓国と大きな違いになります。
韓国が美容整形を国家事業として推進している理由は、国力増強、すなわち海外のマーケットに向けて美容整形事業の輸出を行い、利益を国力増大に還元しています。韓国では、美容整形の他に韓流エンターテイメントも国策として行われていますが、韓国国内を支える代表的な国家事業になっております。
(一方で、?)日本の場合は、内需が非常に大きいため、美容整形をグローバルマーケットへ向ける必要性がそれほど高くなかったという状況にあります。例えば、銀座に美容クリニックが沢山並んでいますが、日本政府が「整形ストリート」として、海外へ向けるイメージは全く起きません。しかし、韓国の場合は、「整形ストリート」があるように、国も力を入れて外国人旅行客の整形ニーズに応えようとしています。
美的価値観の特徴
韓国の美容整形では、大きく変えることに注力しています。
日本人の患者様の場合、「周りにバレないくらいの変化が欲しいのだけれど、わからないように垢抜けたい」というニーズが多いため、韓国国内の美容整形の美的価値観とは異なる傾向にあります。先ほど解説したように韓国ではリスクの高い施術も多く行っているため、求めている以上に変化を出し過ぎた場合には戻すことが難しくなります。その点、控えめな変化であれば、再度施術し、理想の変化に近づけることは容易いです。
韓国での人気施術
韓国で美容整形としておすすめなのは、
- 骨切り
- 美容皮膚科的治療
上記の二つです。
顔の輪郭手術(骨切り)
最初に朝鮮民族は骨格的に頬のエラが張っているため、四角い顔をしていることについて言及してきました。こうした骨格的にエラの張っている顔立ちを丸くするためには、顔の骨を丸く削る必要性があります。骨切りは、日本では専門的に行っているクリニックや病院はまだまだ少ないですが、韓国では民族的に数多く行っている施術になるので、当然骨切りの施術数や知見の蓄積も多く、骨切りのレベルは韓国が世界一だと思います。
日本人は、朝鮮民族ほど骨格的にエラが張っている方は少なく、ボトックスや顔の脂肪吸引などその他の施術で小顔にできるケースが多いです。骨切りはリスクも高いため、他の美容整形で小顔にできた度合いが不十分で、更に求める場合に初めて骨切りを行います。
最近では、韓国で骨切りを行いたるんだから、切開リフトも行ったという20代の患者様のご相談も多いですが、骨切りはリスクもあるため、最後に行うのが適切であると考えます。
しかし、韓国で骨切りなどのリスクが高い施術を受ける際には、数か月間韓国国内にいれることがベストです。なぜなら、骨切りのようにリスクが高い施術であれば、術後の経過相談は必ず必要になるからです。これができずに安易に大きな手術を韓国で受けてしまうと、経過中のトラブルに対処できず、大きなトラブルになります。
皮膚治療
韓国での、美容皮膚科的治療(韓国発のレーザー治療、最新マシン)は、施術が多く行われており、スピーディーにまとめて施術できるためおすすめしやすいです。
これらは、骨切りのように長期間滞在する必要もありませんし、韓国旅行の際の短い期間でまとめて施術をするのに向いています。
クリニック選びのポイント

日本でクリニック選びをする際にも大事になりますが、韓国でクリニックを探す際には日本で探すよりも難易度が何倍も上がることを考慮して慎重に選ぶ必要があります。
評判と実績の確認
日本でクリニックを選ぶ際にも大事になりますが、必ず行いたいのがクリニックの評判や症例実績の確認です。
クリニックの評価は必ず複数確認し、満足している人が多いほど良いです。また症例の術前後の変化や症例数(症例実績)も必ず確認したいポイントです。
医師の対応体制
韓国で美容整形手術を行う際には、日本で行うより、術後の施術トラブルのリスクが高まります。これは、韓国のドクターが上手だとか下手だとか言う問題ではなくて、施術を受ける際の環境にあります。日本で手術を行った場合には、施術を受けたクリニックに通常相談できますし、必要があれば保険医療機関を受診することもできます。
しかし、韓国で施術を受ける際には、韓国の保険診療の病院へかかることはもちろんできません。施術を受けたクリニックのみで、術後のトラブルに対応してもらう必要性があります。
日本で施術を受ける場合には、あまり気にしなくてもよいですが、韓国で美容整形手術を受ける際には24時間必ず誰かしらの医師に相談できるのか、相談する医師の実績は十分なのかを確認する必要があります。
カウンセリング方式
韓国では、ドクターによるカウンセリングでなく、「室長」という肩書をの人がカウンセリングをしたりCTを撮ったりするケースがよくみられます。この「室長」は医療的な
資格を持っていないだけでなく、室長以外の医師が診察に入らない場合も多いです。当然、施術も行ったことがありません。そのため、自分がどのような施術を受けるのか室長と話してもわかりませんし、不十分な説明で選んだ施術が適切ではなかったというケースがあります。必ず、室長の後でも前でも、ドクターが診察に入ってくれるクリニックを選びましょう。
アフターケア
もう一つ、韓国で美容整形手術を受ける際に重要なポイントが日本以上にアフターケアをしっかり行ってくれるのか確認する必要があります。
実はアフターケアは盲点の一つで、韓国では、施術を受けるまでは丁寧だけれど、アフターケアが雑もしくはアフターケアを含まない代わりに料金を安くみせているクリニックが沢山あります。美容外科施術を受けて後悔しないためには、施術後の対応がとても重要です。しかし、アフターケアはとても時間がとられ、面倒なことに当たるため、韓国では海外からの渡韓整形の方にはアフターケアを行わないことがよくあります。
せっかく綺麗になりたくて施術を受けたのに、術後トラブルがあって対応してくれないのであれば、施術を受けた意味がないですよね?
渡航手術の注意点
韓国で美容整形を受ける場合には、
- ダウンタイム中何かあったときのアフターフォローの問題
- 術後の滞在期間の問題
- 緊急時の対応の問題
- 必ずしもすべてのジャンルが最高レベルだということではない点
- 日本でクリニックを探すのも大変なのに、韓国で良いクリニックを探すことの大変さ
- 海外の病院を利用する上でのリスク
- 言葉の問題
など複数の注意点があります。
実は脂肪吸引系や切開を伴うような施術を行う場合には日本の方がお勧めです。
理由としては、術後トラブル時や急変時に異国では対応が難しい、術後にダウンタイムが落ち着くまで1か月以上韓国に滞在することが難しい人が多い点、言語の問題で細かいニュアンスを伝えにくい点、アフターフォローが疎かになりやすいなど複数あります。
実際に当院でも、韓国で美容整形を受けた後に修正をお願いされるケースが毎月何件かは必ずあります。
渡韓手術の注意点について順番に説明していきます。
リスクの理解
周知のとおり、全ての美容外科施術ではメリットだけでなく、リスクがあります。
韓国で施術を受ける際には、術後十分に滞在できるケースはとても少ないので、術後トラブルがあった際にどこのクリニックでも対応してくれないということになりかねません。
特に顔の脂肪吸引や切開系の処置の場合には、仕上がるまでに2~3か月は少なくともかかります。この間にトラブルがあった場合あなたはどうします?
言語の壁
二つ目に言葉の問題があります。そうはいっても「通訳がいるから大丈夫じゃないか」と思う方もいるかもしれません。もちろん、通訳のいるクリニックは多いですが、日本語のレベルもまちまちですし、日本語の細かい要望やニュアンスを通訳で訳すのはとても難しいです。美容外科施術の際には、細かい要望をしっかりコミュニケーションを取り合う必要がありますので、言葉の壁はマイナスです。
術後のフォロー ・緊急時の対応
先ほどの施術のリスクでもお伝えしましたが、美容外科施術が成功する秘訣は術後のアフターフォローがとても大事です。
特に顎下の脂肪吸引では、韓国で施術を受けた日本人が亡くなったりする例もあります。
日本でトラブルがあった際にはすぐに医療連携した上で対応できますが、異国の地で急変時対応することはほぼ不可能であると考えます。
帰国後の経過観察
顔の脂肪吸引や切開系の処置では少なくても1~2か月韓国に滞在するべきことは、先ほどお伝えしました。しかし、現実的にこれを行うことは難しいと思います。
そのため、帰国後経過観察や相談に乗ってくれるのかどうかはとても重要です。よく渡韓整形を受けた患者さまから、韓国は美容整形手術を受ける契約をするまで、手術前までは丁寧だったけれど、施術後の対応は雑で相手にしてくれなかったと聞いたことがあります。
韓国では、異国の人間を施術したら、術後の満足度は追わなくても問題ないのです。というのはたとえその患者さんが不満足な仕上がりでも、術後の経過に問題があっても、口コミなどをかかれる心配もなく、クリニックからしたら問題ありません。
帰国後の経過観察に関しては、口コミや施術を実際に受けた方からしか入手できないため、情報収集は難しいです。
まとめ
ここまで、渡韓整形のリスクや注意点などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
韓国に限らず、海外で手術を受ける場合すべてにおいていえることですが、何かあった場合も全て自己責任、自己対応になるという覚悟が必要です。
韓国で手術を受けた方から、多く聞くのは、韓国で手術を受け、日本に戻ってから手術箇所にトラブルが起こった場合、LINE等でクリニックに連絡しても無視される、まともな対応をしてくれないという話もよく耳にします。
術後緊急での対応が必要な場合も国内のクリニックで手術を受けたならそこに行けばよいですが、韓国のクリニックで受けた手術だと最悪のケース泣き寝入りしなければならないかもしれません。日本のクリニックの医師も、わざわざ韓国のトラブル症例を自身のところで引き取りたいとは到底思いません。
また、韓国で手術を受けて身体的、金銭的にトラブルになった際にも、国際訴訟を起こすのは非常にハードルが高く、泣き寝入りになってしまうケースがほとんどです。
自分の身は自分で守る、自分で選んで韓国で施術を受けたからには全て自己責任になることを念頭に置いた上で賢い選択をできると良いと思います。

岸大輔
Daisuke Kishi
経歴
昭和大学医学部医学科 卒業
東海大学医学部附属病院 形成外科
都内病院 麻酔科
大手美容外科クリニック 川口院 院長
大手美容外科クリニック 新宿東口院 部長
大手美容外科クリニック 仙台駅前院 副院長
大手美容外科クリニック 高田馬場院 院長
大手美容外科クリニック 枚方院 院長
ネビュラクリニック京都院 院長
所属学会・資格
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本麻酔科学会正会員
ボトックスビスタ認定資格医
ジュビダームビスタ認定資格医
ジュビダームビスタバイクロス認定資格医
日本救急医学会ICLSプロバイダー修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
学術集会演題発表歴
1. | 『肢帯型筋ジストロフィー患者の腹腔鏡下虫垂切除術に対する麻酔経験』,第59回日本麻酔科学会合同学術集会,演者:岸大輔、奥田奈穂、小柳哲男、斎藤郁恵、新井多佳子、島田宗明 |
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