ケロイド治療/傷跡修正

ケロイド、傷跡修正がどのような施術方法がご説明します。ご自身の傷跡がケロイドなのかどうかわからない方も、ぜひクリニックでご相談ください。

ケロイドとは外傷や火傷、ニキビなどをきっかけに皮膚に傷ができて炎症が起こり、赤く盛りあがる傷跡のことを指します。

痛みや痒み、引きつれ感が続くなどの不快な症状があり、日本人の約10％がケロイド体質といわれています。運動で患部が引っ張られる力や女性ホルモン、妊娠や高血圧なども症状が悪化する原因です。

ケガをすると、かさぶたができて治るという経験をしたことがあるかと思います。この時、しっかりと治療されていないと傷跡が残ってしまうことがあります。外傷以外にも火傷跡や手術後の目立つ傷跡、へこみのような傷跡も傷跡修正で治療可能です。

ケロイド、傷跡のそれぞれの施術のポイントをご説明します。

ケロイドの治療は患者様の体質や年齢、ケロイドのできた場所によって治療方法が異なります。現在の治療法としては塗り薬や貼り薬、注射や切開手術など選択肢が多くあります。

比較的新しい傷跡の場合は特殊な保護テープやシリコンシートなどで保存的治療をします。また、ビタミンCや軟膏、レーザーを用いる方法があります。

• 目立つ部分のケロイドや傷跡を治すことができる

• 痒みや痛み、引きつれ感から解放される

• 自然治癒よりも早い期間で治すことができる

ケロイドは顔などの露出する部分にできることもあり、そのつらさは患者様にしかわからないものです。痛みや痒み、引きつれ感といった不快感は長期間に及び続くため、早期に適切な治療を開始することが大切です。

まれに自然治癒するケースもありますが、完全に炎症が引くまで1～5年という長い年月がかかります。ケロイドの症状に悩んでいる方はクリニックの受診を検討してみてください。

傷跡もケロイドと同様に痒みや痛み、引きつれ感を起こすことがあります。傷跡が赤く盛りあがってミミズ腫れのようになると、肥厚性瘢痕と呼ばれる状態になります。

また、傷跡は紫外線や衣服などの刺激によって、色素沈着を起こすことがあります。年数が経っても消えない傷跡や、気になる傷跡がある場合は早めにクリニックを受診して治療を開始しましょう。

• 症状の程度によって治療法を併用する必要がある

• レーザーやダーマペンでの治療は自費診療である

• 治療後もしばらくは炎症を抑えるためのケアが必要

手術をしない方法として安静や圧迫、塗り薬や貼り薬がありますが、これら1つだけの治療法では治癒することが難しい場合も多くあります。

また、レーザーやダーマペンもケロイドや傷跡の治療に有効的ですが、自費診療での治療となります。

• 治療に使用するステロイドの影響で生理不順が生じることがある

• ケロイドは再発する可能性がある

• 大きなケロイドには放射線治療をおこなうことがある

ステロイドの効果は高く、痛みや痒み、赤みや盛りあがりはすぐに軽減していきます。しかしステロイドの使用で生理不順になる場合があります。ステロイドの使用前にはしっかりと医師から説明を受けて、副作用について理解しておきましょう。

治療後に運動などの患部が引っ張られる行為を繰り返していると、再発することもあります。再発しないためにも半年程度は過度な運動は避けるようにしてください。

また、大きなケロイドは放射線治療をすすめられることもあります。効果やリスクを医師から確認しましょう。

	注射	プレート	切開
施術時間	カウンセリングに30分、施術は30分ほどです。	カウンセリングに30分、施術は15分ほどです。	カウンセリングに30分、施術は患部の大きさによりますが30～60分ほどです。
痛み	ケロイドや傷跡の固い組織を押し広げて注射するため痛みがあります。	痛みはありません。	局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。
腫れ、傷跡	注射後は浮腫むような腫れがありますが、徐々に落ち着きます。	赤みやかさぶたができることがあります。	術後は腫れや傷跡が気になりますが、10日ほどで症状は軽快します。
ダウンタイム	1～2週間程度	1時間程度	10日間程度
メイク	注入直後はパウダータイプであれば使用可能です。	施術直後からメイク可能です。	可能であれば完全に傷が治るまでは控えてください。
来院目安	1ヶ月に1回の頻度で治療を進めていきます。	定期的に患部の状態を確認しますので、医師の指示に従ってください。	術後の状態を確認するため、1週間後に来院をお願いします。
注意事項	術前2週間前～術後最低1ヶ月は禁煙してください。	プレートを無理に剝がしたりしないようにしてください。	術後は過度の飲酒や長時間の入浴は避けてください。

以下に該当する方は施術をお断りしています。

・治療期間中に妊娠の可能性がある方
・妊娠、授乳中の方
・腎機能障害のある方
・肝機能障害のある方
・血液をさらさらにするお薬を飲んでいる方（ワーファリンなど）

傷は力がかかることによって悪化していきますので、治療後もなるべく患部を固定して安静に過ごしてください。

過度の飲酒や長時間の入浴を避けてください。血の巡りが良くなると、炎症が強くなる恐れがあります。また、治療中は日焼け予防のために紫外線対策を行ってください。

ケナコルト注射 (1バイアル)	¥10,000 ¥11,000(税込)
ステロイド併用 シリコンプレート法 (1cmあたり)	¥9,000 ¥9,900(税込)
切開	¥18,000 ¥19,800(税込)

• 1.カウンセリング予約
  

  当院のLINE公式アカウントまたは予約サイトからお申込みください。

• 2.ご来院・カウンセリング
  

  ご希望の施術部位や悩みなどをお聞かせください。患者様の症状にあわせて施術内容をご提案いたします。次回の施術予約をお取りいただき、カウンセリングは終了です。

• 3.施術日前

  喫煙や飲酒は血流の流れを不安定にさせるため、術前術後しばらくは控えるようにしてください。
  

• 4.施術当日

  お顔部分の施術の場合はメイクオフしてからご来院ください。メイクをされている方は施術前にメイクオフしていだだきます。
  
  術後は激しい運動や施術部位のマッサージ、アルコールの接種や喫煙は控えてください。