ニキビ・毛穴

思春期にできるニキビと大人ニキビとでは、原因やメカニズムが少し違います。

思春期ニキビは、過剰な皮脂の分泌などで毛穴が炎症を起こすことが主な原因です。

一方で大人ニキビは、ホルモンバランスや不規則な食生活、睡眠不足、ストレス、乾燥など、さまざまな要因が絡み合って発生します。男性は髭そり、女性はメイクでの肌へのストレスやメイクのつまり等の外的要因もあります。

ニキビの原因はさまざまですが、毛穴が炎症を起こしているという点では同じです。いかに毛穴の炎症を起こさないよう、お肌のストレスをなくすかがカギとなってきます。

ひと口にニキビ跡と言っても、クレーター、赤み、色素沈着、ケロイドなど、症状はさまざまです。どれも費やす時間は違いますが、ターンオーバーを待つことで、キレイに消失することが一般的です。そのターンオーバーを活性化させるためには「お肌への外部刺激をなくす」「紫外線対策をする」「保湿をする」などが重要になります。

毛穴には、以下のようにさまざまな種類の状態があります。

クレーター毛穴
ニキビが重症化したり、潰したりすることで発生します

黒ずみ毛穴
過剰なメラニンが原因で毛穴が黒く見えます。

たるみ毛穴
老化やコラーゲンなどが失われ、楕円形に開きます。

開き毛穴
過剰な皮脂分泌や角栓を除去したあとに見られます。

つまり毛穴
毛穴に皮脂がたまり、毛穴に黒ずんだ栓が残っている状態です。

どの毛穴の状態も、有るか無いかでお顔の印象がかなり変わってきます。

開いた毛穴はニキビにもつながりますので、適切な治療をし、ニキビのリスクを減らしましょう。

毛穴の開きは、お肌へのストレスを最小限にし、焦らずお肌のターンオーバーを待つことが重要です。

例えばクレンジングや洗顔では、メイクをしっかりと落とすことも大切ですが、ゴシゴシと擦るのはＮＧです。また、毛穴パックやピーリングもターンオーバーを促進しますが、刺激が強いので、あまり頻繁に行うことはおすすめしません。

汚れを落としたら、しっかりと保湿しましょう。肌が乾燥することにより、乾燥から守ろうと肌から余分な皮脂が分泌され、ニキビの原因となることもあります。また、しっかりと保湿をすることで、お肌がふっくらとして毛穴が目立ちにくくなる効果もあります。

その他にも、ターンオーバーを整えるために、充分な睡眠や食生活などの見直しもしてみましょう。