ネビュラクリニック 神戸美容外科ネビュラクリニック(神戸院)※3月グランドオープン

バッカルファット除去は痛い?その効果と注意点 

バッカルファット除去は痛い?その効果と注意点 

バッカルファットとは、頬の内側にある脂肪のかたまりのことで、たるみの原因の一つにもなります。特徴としては、ダイエットでなくすことは不可能で、無くすためには施術を受けて除去しなければなりません。

しかし、バッカルファット除去のダウンタイムや施術中の痛みについて不安に思っている方が多いのではないでしょうか?

このコラムでは、バッカルファット除去手術を受ける際の痛みやダウンタイム中に起こる症状、その施術の効果や注意点などについて詳しく解説していきます。頬のふくらみや顔の大きさ、頬のたるみが気になり、バッカルファット除去を検討している方は是非最後までお読みいただき、参考にしていただければ幸いです。

白岩 拓巳
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[監修者] ネビュラクリニック 統括院長/代表

白岩 拓巳

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経歴

2016年 千葉大学医学部医学科 卒業
2016年 横浜労災病院
2017年 平戸市民病院
2018年 千葉大学医学部附属病院
2019年 千葉労災病院
2020年 大手美容外科クリニック 新宿本院
2020年 大手美容外科クリニック 福岡院 副院長
2021年 大手美容外科クリニック 広島院 院長
2021年 大手美容外科クリニック 銀座院 院長
2022年 ネビュラクリニック 院長

バッカルファット除去の基本情報

そもそもバッカルファット除去とはどんな施術なのか?

バッカルファット除去とは、頬の内側とエラ(咬筋)の間にある脂肪を除去する施術のことです。

バッカルファットはダイエットで減らすことができない脂肪になりますので、適応な方が施術するととても良い小顔効果を出せます。

口の中から脂肪を取りだす施術になるため、皮膚の外側を傷つけることなく、傷跡がわからないのがメリットです。大きなダウンタイムは数日~1週間ほどで終了します。

バッカルファット除去をすれば、加齢とともに気になる頬のたるみやフェイスラインの大きさなどを解消することができます。そのほかにも、頬の内側をよく噛んでしまう人や、ぽっちゃりまん丸顔に悩んでいる方にもおすすめの施術です。

頬の脂肪の役割

バッカルファットと呼ばれる頬の脂肪は、顔の形状や大きさに大きく影響します。

今では考えられませんが、まだ食料が少なかった時代、人間は脂肪を蓄えることで餓死から身を守りました。現代では、食料がむしろ溢れる時代となり、餓死というより食料の過剰摂取によって太ってしまうケース、食生活の乱れが目立つようになりました。そのため、頬の脂肪を残しておく必要性は機能的になくなったと言えます。

バッカルファット(頬の脂肪)は残しておくと加齢とともに下垂するため、ほうれい線やマリオネットラインを作る原因になったり、たるみが目立ちます。これを除去することでたるみを予防し、下膨れ顔を予防することができます。

手術の適応判断

続いては、バッカルファット除去の手術の適応判断についてです。

バッカルファット除去の手術適応を判断する基準としては、「年齢による違い」と「顔型での判断」で分類できます。以下ではそれぞれについて説明していきます。

年齢による違い

まず、年齢による違いです。

前提として、バッカルファットの脂肪の塊は、年齢を重ねるにつれて、頬の頬骨上から下に下垂してくる傾向にあります。そのため、大きく分けて、『20代~30代』と『40代以降』でバッカルファットの位置も異なり、施術の際に注意するポイントになります。

どの年齢でも、どの美容外科施術にも共通してますが、手術適応は、施術を行うことによるメリットがデメリットを上回った場合になります。バッカルファット除去の場合、

  • 元々顔や輪郭が大きい方
  • バッカルファットの影響で下膨れ顔になっている方

が主な手術適応になりますが、バッカルファットは、ほぼ全員除去していない方であれば、存在しますので、どの方にも適応の可能性があります。気になる方は、輪郭の施術症例が多いクリニックや医師に診てもらうと良いです。

『20代~30代』の場合、バッカルファットは下に下垂しているわけではないので、下部バッカルファットのみを選択的に除去しないとこけてしまうリスクがあります。そのため、除去するバッカルファットの調節が大事です。

『40代以降』の場合、バッカルファットの大部分は頬の下に下垂しているため、『20代~30代』の方よりも多く除去する必要性があります。

手術適応としては、年齢によって大きく変わりありませんが、施術をお願いする際には、様々な年齢の方を多く行っている先生にお願いするのがおすすめです。

顔型での判断

つづいて、顔型による手術適応の違いです。

バッカルファット除去の手術適応となる顔型は、『ひょうたん型の輪郭』と呼ばれる顔型になります。頬の脂肪の重さで頬が下垂し、下膨れのような輪郭になっている状態を指します。

他の脂肪との関係性 

顔の脂肪を分類すると大きく分けて、『皮下脂肪』と『バッカルファット』に分類できます。

『バッカルファット』と名前の似ているジョールファット、メーラーファット、ナゾラビアルファットなどはすべて皮下脂肪の部位を指す名称になります。また、頬上、頬下、顎下などと皮下脂肪の部位を指す場合もありますが、全て皮下脂肪に分類されます。

頬上、頬下などの部位の施術の方が広い部分を吸引してくるので、調節はしやすいです。一方で、ジョールファット除去、メーラーファット除去、ナゾラビアルファット除去はピンポイントで一部の気になっている箇所のみ除去する場合に向いています。

手術の実際

ここからは実際の手術の流れについてご説明していきます。

一般的な美容外科クリニックでは、施術に入る前に①カウンセリングと診察②同意書やお会計などを行ってから施術の準備に入ります。以下ではその後の施術の流れについてご説明していきます。

施術の流れ

ここからは実際の施術の流れを解説していきます。

麻酔の方法

麻酔に関しては、笑気麻酔や静脈麻酔などの全身に効果のある麻酔と局所麻酔を併用して行います。笑気麻酔でリラックスした状態で局所麻酔を通常行います。施術を意識のない眠った状態で行いたい方は、静脈麻酔で行うことも可能です。

局所麻酔と中麻酔が効いてきてから、施術をはじめます。

切開と除去

麻酔が効いたら、まず、頬の内側を1cmほど切開します。切開線から、バッカルファットに向かって安全に剥離しながら処置を進めていき、バッカルファットを除去します。バッカルファットを除去する際にも、局所局所麻酔がしっかり入っている方が、バッカルファットは除去しやすいため、局所麻酔はとても重要です。

術中の痛み

バッカルファット除去の際の痛みですが、局所麻酔を行う際にチクッとした痛みを伴います。しかし、局所麻酔が効いてしまえば、ほとんど痛みはありませんので、お痛みが心配な方でも安心して施術をお受けいただけます。

術後の経過 

術後は、美容外科施術を受けた場合、必ずダウンタイムがあります。

ダウンタイムとは、施術の痛みや腫れ・内出血から回復し、日常生活に戻れるまでの期間を指しますが、美容外科施術や一般的な保険診療の手術にもつきものです。

バッカルファット除去では、一週間ほど内出血や腫れなどが出る場合があります。特に手術後1~2日は顕著に出るため、施術を受ける際は術後1~2日はお休みをとれたり、仕事や通学などが避けられない際にも、マスクなどで隠せる状態が理想的です。

ダウンタイム中の腫れや内出血が終わると、徐々にバッカルファット除去の効果が現れ始めて、一か月程で完全に仕上がります。

起こりうる問題点

起こりうる問題点

ここからは、バッカルファット除去の施術を受ける際に起こりうる合併症や問題点などをご説明していきます。

術後の不具合

バッカルファット除去を受けることを検討している方が気になるポイントの一つとして術後の仕上がりがあるかと思います。せっかく、コンプレックスを改善するために美容外科施術を受けるのであれば、綺麗な仕上がりになって、コンプレックスを改善したいですよね?

バッカルファット除去を受けた後の術後の不具合やリスクとしては、以下の点が挙げられます。順番に説明していきます。

頬のこけ

一つ目として、術後に頬のこけが目立つようになるか可能性があります。

頬がこける原因の多くは、バッカルファットの取り過ぎが挙げられます。特に20~30代の若い方において、バッカルファットは頬の下側へ下垂していないため、取り過ぎは厳禁です。術後に頬のコケがでないように下部バッカルファットの一部だけを除去しても、十分に効果が出ます。

しかし、頬コケのリスクがありますと解説してきましたが、過度に心配する必要はありません。患者様の中には、リスクを気にしすぎるあまり、バッカルファットの施術へ踏み出せなかったり、術後元々あった頬のコケが気にし過ぎるあまり気になる方がいます。

これは、神経質になりすぎですので、過度に心配する必要は不要です。しっかり輪郭やバッカルファット除去の施術の症例実績がある先生であれば、この心配はなくなるかと思います。

左右差

二つ目として、バッカルファット除去の術後に左右差が更に目立つ場合があります。

術前に元々、人の顔は左右差があることが普通です。この左右差をバッカルファット除去ではある程度調節することができます。しかし、元の左右差が強い場合や調節が難しい場合には、左右差が残る可能性があります。

ここまで、術後の左右差について解説してきましたが、ご安心いただきたいのは、術後に新たに左右差が出る場合は非常にまれだということです。

「このあたりの左右差をどの程度まで調節できるのか」、「新たに左右差が増悪しないようにするためにはどうすればよいのか?」という点では、やはり、しっかり輪郭やバッカルファット除去の施術の症例実績がある先生であれば、この心配はなくなるかと思います。

長期的なリスク

バッカルファット除去をご検討中の方の中には、「バッカルファット除去を行った後に将来どのようになるのか?」と長期的なリスクについて心配されている方もいるかもしれません。バッカルファットは除去しなければ、顔の大きさに影響を与えるだけではなく、将来頬が弛んで、下膨れ顔、すなわちブルドックのような顔になることが考えられます。このようなコンプレックスをバッカルファット除去をすることによって改善できるのであれば、長期的なリスクはほとんどないように考えられます。

「バッカルファット除去で将来こける」「バッカルファット除去で将来老ける」などとインターネットやSNSなどで調べると怖い情報も出てきて不安になる方がいるかもしれませんが、実際にはそういったことはないと考えていただいて大丈夫です。

修正が必要な場合 

バッカルファット除去後に、修正が必要なケースは、次の2パターンが考えられます。

元々、生理的に頬コケが強い方もいますので、バッカルファット除去したことによって頬コケが悪化するケースは写真を比較してみないと判断できません。

もし、仮にバッカルファット除去後に頬コケが目立つケースでは、頬のヒアルロン酸注入や脂肪注入で頬のコケを埋めると綺麗な輪郭になります。術前後で、担当医の先生と自身のお顔の状態についてしっかり相談しましょう。

バッカルファット除去後に修正が必要なケースの二つ目は、バッカルファット除去量が不十分で左右差が新たに出たケースです。この場合、どちらか一方のバッカルファット除去が不十分なことが多いので、追加除去をするケースがあります。この際も状態をしっかり診察してもらい、主治医の先生と相談しましょう。

代替治療の検討

ここまで、バッカルファット除去の効果やリスクなどについて解説してきました。

ここでは、バッカルファット除去に代わる代替治療についてご紹介していきます。

脂肪吸引との比較

バッカルファット除去を検討する際に、必ず比較する施術が顔の脂肪吸引(皮下脂肪の吸引)です。これは診察次第で、両方適応で行った方が良い方、どちらか一方で十分求めいている効果が出る方さまざまです。どちらが効果的かなどは、小顔輪郭施術の症例実績が多い医師に相談すれば、適切にアドバイスしてくれるかと思いますので、カウンセリングを有効利用しましょう。

他の小顔治療

顔の脂肪吸引以外の他の小顔治療と比較していきます。

注入治療

バッカルファット除去の場合には、元々あったものを除去することで、頬のたるみを改善したり、顔の大きさを小さくするための施術です。それに対して、注入治療は、顔に凹凸やシワがあった際に埋めて綺麗にする施術になります。どちらもメリットがありますが、バランスよく適切に組み合わせるとより効果的ですので、併用治療がおすすめです。

リフト系施術

もう一つよくバッカルファット除去を併用したり、比較される治療として糸リフトがあります。糸リフトは、頬のたるみを引き上げ、将来たるみにくくする効果があります。

糸リフトも適切に組み合わせてあげることがおすすめです。

選択のポイント 

ここまで、バッカルファット除去とよく比較される小顔輪郭施術についてご紹介してきました。これだけ治療法が多いと迷ってしまいますが、だいたいの方は複数の施術を併用した方が綺麗な輪郭になります。

輪郭の施術を選択する際には、素人判断ではとても難しいので、小顔輪郭治療をメインで行っており、症例実績が豊富な医師へ相談することがおすすめです。

ネビュラクリニックは、小顔輪郭治療に特化しており、開院以来一万人以上もの患者様のお顔を施術してきました。そのため、小顔輪郭治療には自信があります。

バッカルファット除去や小顔輪郭でお悩みの際には、ネビュラクリニックへご相談ください。

まとめ

ここまで、バッカルファット除去の効果やリスクについてご説明してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

ネビュラクリニックは、小顔輪郭の治療に特に特化して治療を行っている美容外科クリニックであるため、日本全国から患者様がご来院し、症例や実績が豊富です。当院は、顔の大きさや輪郭のお悩みやブルドック顔を解消させた沢山の症例実績があるため、その方のお悩みに合わせて適切な治療を行うことができます。

また元大手美容外科で指導医や各分野の専門医を所有している優秀なドクター陣で構成されているため、治療を安心してお任せしやすいと思います。

年齢や一人一人のお悩み、顔の骨格に合わせて適切な治療を行っているので、まずはお気軽にご相談ください。

当院の小顔輪郭治療の特徴

当院は、小顔輪郭治療に特化して、症例実績が多数あるからこそ、その方にあった適切な治療をご提案・ご提供することができます。

十人十色という言葉があるように、フェイスラインの悩み、骨格や顔の筋肉、脂肪のつき方はそれぞれ違います。エラのボトックスで大きく小顔になる方もいれば、逆にエラボトックスを打つことでデメリットの方が多い方もいますし、お悩みに対してのアプローチの仕方も人それぞれです。

当院は、小顔輪郭に関するお悩みと毎日のように向き合っているため、その方に合った適切な治療をご提案するだけでなく、しっかり仕上がりまで向き合います。

少なからずリスクのある医療行為だからこそ、最後までアフターケアをしっかり行い、綺麗に仕上げることが大事だと当院では考えているため、術後は仕上がりまでしっかりサポートします。ここまでのサポート体制まで含めた施術プランとなっておりますので、アフターファローもご安心ください。

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この記事を監修したドクター
岸大輔

岸大輔

Daisuke Kishi

経歴

昭和大学医学部医学科 卒業
東海大学医学部附属病院 形成外科
都内病院 麻酔科
大手美容外科クリニック 川口院 院長
大手美容外科クリニック 新宿東口院 部長
大手美容外科クリニック 仙台駅前院 副院長
大手美容外科クリニック 高田馬場院 院長
大手美容外科クリニック 枚方院 院長
ネビュラクリニック京都院 院長

所属学会・資格

日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本麻酔科学会正会員
ボトックスビスタ認定資格医
ジュビダームビスタ認定資格医
ジュビダームビスタバイクロス認定資格医
日本救急医学会ICLSプロバイダー修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

学術集会演題発表歴

1. 『肢帯型筋ジストロフィー患者の腹腔鏡下虫垂切除術に対する麻酔経験』,第59回日本麻酔科学会合同学術集会,演者:岸大輔、奥田奈穂、小柳哲男、斎藤郁恵、新井多佳子、島田宗明
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