2026.05.14
眉下リフト眉下切開で「つり目」や「キツい顔」になる?失敗しないデザインと防ぐコツ



まぶたのたるみを改善し、自然に若々しい印象を取り戻す施術として広く行われている「眉下切開(眉下リフト)」。一方で、検索ワードとしても多いのが「眉下切開 つり目」「眉下切開 キツくなる」といったネガティブな印象に関する不安です。
実際の診察でも、「自然に若返りたいのに、逆にきつい顔になるのは嫌」という相談は非常に多く見られます。結論から言えば、眉下切開によってつり目になるかどうかは術式ではなく設計デザインの問題です。
適切なデザインを行えば、優しい印象を維持しながら目の開きを改善し、自然な若返りを同時に達成できます。本記事では、実際の症例経過をもとに、眉下切開でつり目になる原因とその回避方法を専門的に解説します。
[ CONTENTS ]
まぶたのたるみを取る「眉下切開(眉下リフト)」とは
眉毛の下のラインに沿って皮膚を切除し、自然に目を開かせる施術
眉下切開は、眉毛の直下のラインに沿って余剰皮膚を切除することで、上まぶたの皮膚弛緩を改善する手術です。最大の特徴は、二重ラインに直接操作を加えない点にあります。
- 二重幅の変化が不自然にならない
- 元の顔の印象を保ちやすい
- ナチュラルな若返りが可能
加齢に伴うまぶたの重み、二重が被ってきた、目が小さく見えるといった悩みに対する最適解の一つです。
症例紹介(経過)
術前
術前では、上まぶたの皮膚の被りにより目の開きがやや制限されています。黒目の露出が減ることで、疲労感や加齢感が強調されやすい状態です。
術直後(当日〜翌日)
術直後は、腫れや皮膚の突っ張り感が最も大きく出るタイミングです。切除した皮膚を縫合することで一時的に外側が引き上がって見えることがありますが、これは皮膚の緊張やむくみによる一時的な現象であり、デザインの失敗ではありません。
抜糸前(術後約1週間)
炎症による浮腫や皮膚の拘縮が顕著な時期です。外側のテンションが強く見えるため、つり目様に見えることがありますが、通常は3〜4週間の経過とともに落ち着いていきます。
術後1か月
1か月経過すると形態が安定してきます。目の開きが改善し、上まぶたの軽さが明確になります。外側の過度な引き上げがなく、自然なラインに収まっていることが確認できます。
埋没法直後
眉下切開後に埋没法を追加することで、余剰皮膚による二重崩れを防止し、より安定したライン形成が可能になります。
眉下切開で「つり目」や「キツい顔」になる原因
外側(目尻側)の皮膚を過剰に切除しすぎた
最も典型的な原因です。目尻側の切除量が過剰になると、皮膚の引き上げベクトルの偏りにより、目尻が不自然に吊り上がります。
もともとつり目気味の人が受けたことによる強調
骨格的に外側眉が高い、あるいは頬骨の張りがある場合、リフト効果がより強調されます。こうしたケースでは、中央主体に設計を調整する必要があります。
術後の腫れやひきつれによる一時的な症状
術後の浮腫や創部収縮によるもので、生理的な経過としてほぼ全例で改善します。
つり目を防ぐためのデザインの重要性
目頭側から目尻側までのバランス設計
外側(目尻側)を中心に調整しつつ、内側から中央にかけてもなだらかな連続性を意識することで、過度なつり目印象を回避します。骨格・眉の形・目元の傾きに合わせたオーダーメイド設計が不可欠です。
眉下切開のダウンタイムと仕上がりまでの経過
術後の不自然さは時間とともに馴染みます。1週間程度の炎症期を経て、1〜3か月かけて瘢痕が成熟し、違和感が解消されていきます。
傷跡の赤みは術後1か月程度見られることがありますが、眉メイクやコンシーラーでカバー可能です。半年ほど経過すると、かなり目立ちにくくなります。
ネビュラクリニックの自然な眉下切開
都築医師による印象設計
当院では単なるたるみ取りではなく、優しい印象を維持し、過矯正を回避する「印象設計」としての手術を行っています。
毛包斜切断法による傷跡最適化
毛包を斜めに温存することで、傷跡から毛が貫通し、瘢痕を分散させることで傷跡を極限まで目立ちにくくしています。
まとめ
眉下切開は適切に行えば、自然な若返りと目の開きの改善を得られる優れた施術です。結果は術式ではなく「設計」で決まります。適切な評価とデザインにより、キツい顔になるリスクは十分に回避可能です。
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都築 諒
Ryo Tsuduki
経歴
愛知県立岡崎高等学校 卒業
山梨大学医学部医学科 卒業
日本赤十字社医療センター 消化器外科
相模原赤十字病院 消化器外科
大手美容外科 技術認定医
愛知春日井美容外科ネビュラクリニック 院長
学会発表
胆管癌の化学療法中に発症したニューモシスチス肺炎の1例
(第373回日本消化器病学会 2023.2)
○都築諒1)、井上薫1)、福田麟太郎1)、伊藤由紀子1)、坂本慶太2)、北原愛弓1)、髙橋健太郎1)、中田史子1)、鈴木裕史1)、山本信三1)、内野康志1)、谷口博順1)、出雲雄大2)、吉田英雄1)
1)日本赤十字社医療センター 消化器内科 2)同 呼吸器内科
資格・研修
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
ジュビダームビスタ®︎ハイラクロス+バイクロス認定資格医
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