ED

ED治療では、原因によって適切な治療方法を選択する必要があり、原因の特定は治療の重要なポイントです。

EDの原因は大きく分けて次の４つあります。

器質性ED：血管や神経の障害が原因のED
心因性ED：心理的な要素が原因のED
混合性ED：その両方を複合しているED
薬剤性ED：特定の薬の副作用によっておこるED

ED治療にはさまざまな方法がありますが、中でもED治療薬を用いた治療は副作用や痛みの心配がなく、薬剤性EDを除くED改善に効果が期待できます。

ED治療薬を使うと勃起をサポートしたり、勃起状態を維持したりすることが可能です。何度か成功することで自信を取り戻し、薬を使わなくてもご自身で勃起をコントロールできるようになります。

EDとは「Erectile　Dysfunction（勃起機能の低下）」の頭文字をとった言葉で、一般的に「勃起不全」のことです。

医学的には「満足な性交ができるだけの勃起が得られない、または維持できない状態が繰り返し起こる」状態を指します。

EDは動脈硬化などが原因で血流が悪くなり発症することがあるため、中高年に多い疾患とされてきました。

しかし、近年では若年層でもストレスなどが原因で発症する方が見られ、年齢を問わず誰でも発症する疾患といえます。

ED治療には、陰茎への血流改善をサポートするED治療薬の使用を含めていくつかの方法があり、原因によって治療方法を選択する必要があります。

治療では、まずは原因を特定し、治療で内服する薬が安全に使用できるかどうか体の状態や既往歴などを確認します。

また、EDには加齢に伴う動脈硬化も関係しているといわれています。細胞を活性化させ再生・修復を促す効果のあるエクソソーム点滴と併用すると、相乗効果が期待できます。

• 性生活が充実する

  EDを治療することによる一番のメリットは、性行為がスムーズに行えるようになり、性生活が充実することでしょう。
  自分に自信を取り戻せたり、パートナーとの関係が改善できたりするほか、仕事面や健康面でも相乗効果が期待できます。

• 依存性がない

  勃起とは、性的興奮によって陰茎への血流が増加し、陰茎海綿体を満たして膨らんだ状態です。
  ED治療薬は、服薬によって陰茎へ血流を改善し、勃起のサポートや勃起の持続・硬度の維持をサポートする医薬品です。
  ED治療薬自体で興奮状態になったり、何の前触れもなく突然勃起が起こったりすることはありません。
  依存性もなく、ED治療薬によって自信を取り戻すことができれば、治療薬が不要になる患者様も多いです。
  併用禁忌薬に注意して服用すれば、様々な原因のED治療に効果が期待できます。

• ED治療薬が高額である

  現在保険適用外の薬であるため、１錠あたりの金額が高額です。ジェネリック品などの開発も進んでいるので、ご自身の身体や求める効果、ライフスタイルに合わせて選択できるとよいでしょう。

• 飲み合わせに注意が必要な薬がある

  ED治療薬は、ニトログリセリンなど狭心症の治療薬は併用禁忌薬となっています。
  
  またHIV治療のための抗ウイルス剤も併用できないお薬となっているため注意が必要です。
  
  ED治療薬の服用のために、他の疾患治療薬を自己判断でやめることはとても危険なので、ED治療薬を処方してもらう際には必ず医師に相談しましょう。

• 副作用がある

  ED治療薬は、下記のような副作用は起こることがあります。
  
  ・ほてり
  ・動機
  ・目の充血
  ・頭痛
  ・胃の不快感
  
  いずれも軽度で一時的なものですが、症状が落ち着くまでは性交渉を中止しましょう。

次のような方はED治療ができません。

・不整脈、狭心症、心不全などの持病がある方
・過去６か月以内に、心臓手術を受けられた方
・肝機能障害、腎機能障害があり透析治療を行っている方
・低血圧、または高血圧で治療をされていない方
・狭心症やHIVの治療薬など併用禁忌薬を服用中の方

• 予約
  

  完全予約制です。予約サイトまたは公式LINEアカウントからご予約の上ご来院ください。

• 診察・処方

  ED治療薬の処方にあたっては、医師の診察が必要になります。
  現在の体の状態のほか、治療中の疾患や病歴、内服中のお薬の有無などをお伺いします。
  
  服用に問題がなければお薬を処方します。
  

• アフターケア

  ED治療薬はまれに副作用が起こることがありますが、いずれも軽度のため一時的な症状です。
  
  また服用時の食事や、精神状態によっても効果がより実感できる場合とそうでない場合があります。２～３度試してみて効果を確認してください。
  
  服用後、勃起がおさまらない、強い痛みがあるなどの場合は、服用を中止して再度ご来院ください。