二重埋没法の糸玉がポコッと目立つ原因は?目を閉じた時のしこり対処法
二重埋没法を受けたあと、目を閉じた時やまばたきをした時に、まぶたの表面がポコッと盛り上がって見え、「糸玉がバレるのでは?」と不安になる方もいるでしょう。埋没法では医療用の細い糸をまぶたの中に留めて二重のラインを作るため、糸の結び目の位置や周囲の組織反応によっては、小さなしこりのように見えることがあります。特にまぶたは皮膚が薄いため、目を閉じた状態ではわずかな凹凸も目につきやすくなります。
ただし、術後間もない時期の腫れや針穴による凹凸と、実際に糸の結び目が浮き出ている状態は同じではありません。また、赤みや痛み、膿、目のゴロゴロ感などがある場合には、単なる「糸ポコ」ではなく炎症や糸の露出が起きている可能性もあります。自己判断で触ったり潰したりせず、状態に合った対処をすることが大切です。
この記事は、ネビュラクリニック広島院院長の住尾 祥隆医師の監修のもと、糸玉がポコッと見える症状の見分け方・主な原因・時間経過による変化・正しい対処法と修正治療を順に解説します。他院で受けた埋没法の糸玉やしこりが気になる方は、ネビュラクリニックの他院修正外来でもご相談いただけます。
[ CONTENTS ]
1. 二重埋没法で「糸玉がポコッと浮き出る」症状とは

まぶたの皮膚表面に小さな結び目が浮き出て見える状態
二重埋没法の「糸玉がポコッとする」とは、糸そのものが大きく膨らんでいるというより、糸の結び目や、その周囲に形成された組織がまぶたの表面から小さな盛り上がりとして見えている状態です。目を開けている時には二重ラインに隠れて気にならなくても、目を閉じると数ミリ程度の小さな膨らみとして目立つことがあります。
埋没法で使用する糸は非常に細いものですが、結び目の部分では糸が複数回重なるため、直線部分より厚みが出ます。また、体内に残された糸は異物であるため、その周囲には瘢痕組織などが形成されることがあります。結び目が皮膚表面に近いほど、このわずかな厚みが外側から分かりやすくなるのです。
術後の一時的な腫れ・傷跡との見分け方
施術直後に見られるポコつきが、すべて糸玉とは限りません。埋没法の直後は針を通した部分が腫れたり、小さなかさぶたや内出血ができたりするため、二重ラインに凹凸が見えることがあります。こうした変化はダウンタイムの経過とともに徐々に落ち着くのが一般的です。
一方、腫れが落ち着いたあとも同じ位置に硬い膨らみが残る、目を閉じると結び目のような形がはっきり分かる、黒や青っぽい点が透ける、といった場合には糸や結び目が皮膚の浅い位置にある可能性があります。さらに、赤みや痛み、熱感、膿、突然の腫れがある場合は炎症や感染を疑う必要があります。目の内側にゴロゴロ感やチクチクした痛みがある場合も、早めに医療機関へ相談しましょう。
2. まぶたに糸玉が目立ってしまう主な原因

糸の結び目の埋め込みが浅かった(皮膚の直下に留まっている)
糸玉が目立つ代表的な原因は、結び目が皮膚に近い浅い位置に留まっていることです。本来は結び目がまぶたの組織内に適切に埋め込まれますが、表面に近いところに残ると、目を閉じた際にポコッとした膨らみとして見えやすくなります。実際に、埋没糸が十分に深く埋没されていない場合、結び目の周囲に形成された組織まで含めて表面から盛り上がることがあります。
ただし、単純に「深ければ深いほどよい」というわけでもありません。まぶたには皮膚、眼輪筋、瞼板、結膜など複数の組織があり、糸を通す位置や固定方法によって仕上がりやリスクが変わります。そのため、まぶたの厚みや希望する二重ラインに合わせて、適切な位置へ結び目を収めることが重要です。
もともとまぶたの皮膚が非常に薄い
もともとまぶたが薄い方では、適切に施術されていても糸や結び目によるわずかな凹凸が分かりやすいことがあります。まぶたは顔の中でも薄く動きの多い部位であり、目を閉じると皮膚が伸びるため、開眼時には分からなかった小さな膨らみが目立つ場合があります。
反対に、まぶたが厚い方では糸玉が隠れやすい場合がある一方、希望する二重幅や脂肪量などによっては、二重ライン自体に強い負担がかかることもあります。大切なのは「薄い・厚い」だけで術式を決めるのではなく、皮膚や脂肪の厚み、二重幅、目元の形を総合的に見ながら施術方法を選ぶことです。ネビュラクリニックでも、施術前にまぶたの状態を確認しながら二重ラインをシミュレーションしています。
結び目が大きく解けにくい縫合糸や留め方をしている
埋没法では、二重ラインを維持するために糸をしっかり固定する必要があります。その一方で、結び目は糸が何重にも重なる部分であるため、結び方や結び目の数によっては厚みが生じ、皮膚表面から分かりやすくなることがあります。埋没法の術式には点で固定する方法や連続的に糸を通す方法などさまざまな種類があり、糸の通し方や結び目の位置も異なります。
そのため、「固定力を高めれば必ず自然になる」「結び目を小さくすれば必ず取れにくい」という単純なものではありません。二重ラインの安定性と、結び目の目立ちにくさの両方を考慮して、適切な術式や糸の通し方を選ぶことが大切です。
糸玉の周りに皮脂や角質が溜まって粉瘤(アテローム)化した
糸玉の周囲にできたしこりが、必ずしも単純な結び目とは限りません。長期間残った糸に対する異物反応によって炎症性のしこりが形成されたり、まれに皮膚成分が内部に入り込んで粉瘤に似た嚢胞性のしこりが形成されたりすることがあります。埋没糸に関連する皮膚結節や慢性的な炎症は医学的にも報告されています。
なお、「糸の周りに皮脂が溜まったもの=すべて粉瘤」というわけではありません。糸に対する異物反応や肉芽、感染による腫れなどでも似た見た目になるため、外見だけで区別するのは困難です。赤みや痛みがある、以前より大きくなっている、膿のようなものが出るといった場合には、ニキビのように自分で潰さず診察を受けることが大切です。
3. ポコッとした糸玉は時間経過で消える?

術後1〜2ヶ月は組織が落ち着くまで自然に目立たなくなることもある
術後1〜2ヶ月ほどは、まぶたの状態がまだ変化している時期です。施術直後のむくみや腫れが引くだけでなく、糸の周囲にできる組織も時間とともに変化するため、最初は気になっていた凹凸が徐々に馴染み、目立ちにくくなるケースがあります。糸周囲の組織反応は一定ではなく、術後数ヶ月にわたって変化することがあります。
したがって、術後間もない段階で痛みや赤みなどの異常がなく、わずかなポコつきだけが気になる場合には、まず経過を確認することも選択肢です。ただし、いつまで様子を見るべきかは施術方法や症状によって異なるため、気になる場合は写真だけで自己判断せず、施術を担当した医師に確認すると安心です。
数ヶ月経っても消えない場合は自然治癒が難しい
数ヶ月以上経過して腫れが十分に引いているにもかかわらず、同じ位置に明確な糸玉が残っている場合、単なるダウンタイムではなく、結び目そのものの位置や周囲の瘢痕組織が影響している可能性があります。この場合、時間を置くだけでは完全には目立たなくならないケースもあります。
特に、徐々に大きくなる、赤くなる、痛みが出る、皮膚から糸が見えるといった変化があれば、長期間様子を見ることはおすすめできません。糸が露出すると感染源となる可能性があり、結膜側に露出した場合には角膜を刺激することもあります。症状が変化している場合は、早めに診察を受けましょう。
4. 糸玉が気になるときの正しい対処法と修正治療

絶対に自分で針を刺したり潰したりしない(感染リスク)
糸玉がニキビのように見えても、自分で針を刺したり、押し潰したり、糸を引っ張ったりしてはいけません。まぶたには眼球に近いデリケートな組織があり、自己処置によって出血や炎症を起こすだけでなく、細菌が侵入して感染するおそれがあります。途中で糸だけが切れて内部に残れば、その後の抜糸が難しくなる可能性もあります。
気になる場合も、できるだけ触ったり揉んだりせず、まずクリニックへ相談してください。赤み、強い腫れ、膿、強い痛み、目の充血や見えにくさなどを伴う場合は、単なる美容上の問題ではない可能性があるため、特に早めの受診が必要です。
クリニックで一度抜糸し、適切な深さでかけ直す
糸玉が長期間目立っている場合には、原因となっている糸を抜糸し、必要に応じて埋没法をかけ直す方法があります。糸に関連したトラブルに対しては、原因となる糸を除去することが重要であることが報告されており、糸の位置や周囲の組織の状態を確認しながら治療方針を決めます。
ただし、必ず抜糸と再施術を同日に行えるとは限りません。感染や強い炎症がある場合には、まず抜糸や炎症の治療を行い、まぶたが落ち着いてから再施術を検討します。炎症がない場合には状態によって同日のかけ直しが検討できることもあるため、二重ラインを残したい方は診察時に希望を伝えておくとよいでしょう。
まぶたの表面に傷がつかない「裏留め」による再施術
糸玉が皮膚側に目立つことを避けたい場合には、まぶたの裏側を利用して糸を固定する「裏留め」が選択肢になることがあります。ネビュラクリニックでは、エターナルアイのオプションとして線裏留めのシークレット法を用意しており、皮膚表面に糸玉や針穴が目立ちにくいことを特徴としています。
ただし、裏留めならトラブルが絶対に起きないわけではありません。埋没糸に関連する合併症として、結膜側の慢性的な刺激や角膜への影響が報告されているため、表留め・裏留めのどちらが適しているかはまぶたの状態や過去の施術歴を確認したうえで判断する必要があります。糸玉だけに注目するのではなく、自然なラインや安全性を含めて術式を選ぶことが大切です。
他院で受けた埋没法の糸玉の抜糸やかけ直しは、ネビュラクリニックの他院修正外来でご相談いただけます。
5. ネビュラクリニックの糸玉が目立たない二重埋没法

医師による、まぶたの厚みに応じたミリ単位のデザインと丁寧な埋め込み
糸玉を目立ちにくくするためには、単に糸を深く入れるだけではなく、患者様ごとのまぶたの厚みや脂肪量、皮膚の状態、希望する二重幅を確認し、それぞれに合った位置へ糸を留めることが重要です。ネビュラクリニックでは、施術前にプッシャーを使用しながら末広型・MIX型・平行型などの仕上がりをミリ単位でシミュレーションし、マーキングを行ったうえで施術しています。
また、糸の結び目が皮膚の浅い部分へ残ると、ポコつきや透け感につながる可能性があります。そのため、実際の施術ではまぶたの状態を見極めながら医療用の極細糸を丁寧に埋没させます。希望する二重幅だけを優先するのではなく、目を開いた時・閉じた時の両方が自然に見えるラインを考えて施術方法を選ぶことが大切です。
目を閉じても自然でバレにくい繊細なデザインと縫合
自然な二重を目指すうえでは、正面から目を開けた状態だけではなく、伏し目やまばたき、目を閉じた時まで考慮する必要があります。二重幅を必要以上に広く設定したり、まぶたの厚みに合わないラインを無理に作ったりすると、食い込みや不自然さにつながる可能性があります。そのため、顔立ちや骨格とのバランスを確認しながら、無理のない二重ラインを設計することが重要です。
ネビュラクリニックでは通常の埋没法に加え、糸玉が表側に出にくい裏留めのシークレット法など、まぶたの状態やご希望に応じた施術方法をご提案しています。「目を閉じた時の糸玉が心配」「以前の埋没法の結び目が目立っている」といった場合も、現在入っている糸の位置やまぶたの状態を確認したうえで、抜糸やかけ直しを含めた方法を検討することが大切です。
施術の詳細・料金・ダウンタイムは二重埋没法の施術ページ、仕上がりの例は二重整形の症例写真をご覧ください。

【症例写真について】施術内容:二重整形(ネビュラクリニック広島院)/費用:二重埋没法 ¥49,800〜¥490,000(税込¥54,780〜¥539,000)※術式により異なります/主なリスク・副作用:腫れ・内出血・左右差・糸のゆるみや露出・感染など/写真は施術前と施術後を比較したもので、効果には個人差があります。
6. まとめ

二重埋没法を受けたあと、目を閉じた時にポコッとした糸玉が見える場合には、結び目が皮膚の浅い位置にあることや、まぶたの薄さ、糸の周囲にできた瘢痕組織などが関係している可能性があります。術後早期であれば時間の経過とともに馴染むケースもありますが、数ヶ月以上経っても明確なしこりが残っている場合や、赤み・痛み・膿などを伴う場合には医師の診察を受けることが大切です。
気になる糸玉を自分で潰したり、針を刺したり、糸を引っ張ったりするのは避けましょう。必要に応じて抜糸やかけ直しを行うことで、改善を目指せる場合があります。ネビュラクリニックでは、二重ラインだけでなく、目を閉じた時の自然さや糸玉の目立ちにくさにも配慮し、一人ひとりのまぶたに合わせた術式をご提案しています。現在の糸玉がダウンタイムによるものなのか、修正を検討したほうがよい状態なのか分からない場合も、まずは医師に相談して適切な方法を確認しましょう。
二重埋没法の糸玉に関するよくある質問
Q. 埋没法の糸玉がポコッと見えるのはなぜですか?
A. 糸の結び目や、その周囲に形成された組織がまぶたの表面から小さな盛り上がりとして見えている状態です。結び目が皮膚に近い浅い位置に留まっている、もともとまぶたの皮膚が薄い、結び目の厚みが出る留め方をしている、糸に対する異物反応でしこりができている、といったことが主な原因として考えられます。
Q. 術後の腫れと糸玉はどう見分ければよいですか?
A. 埋没法の直後は針を通した部分の腫れや小さなかさぶた、内出血で凹凸が見えることがありますが、ダウンタイムの経過とともに徐々に落ち着くのが一般的です。腫れが落ち着いたあとも同じ位置に硬い膨らみが残る、目を閉じると結び目のような形がはっきり分かる、黒や青っぽい点が透ける場合は、糸や結び目が皮膚の浅い位置にある可能性があります。
Q. 糸玉は時間が経てば自然に消えますか?
A. 術後1〜2ヶ月ほどは組織が変化している時期のため、徐々に馴染んで目立ちにくくなるケースがあります。一方、数ヶ月以上経過して腫れが十分に引いているのに同じ位置に明確な糸玉が残っている場合は、時間を置くだけでは完全には目立たなくならないこともあります。大きくなる、赤み・痛みが出る、糸が見えるといった変化があれば早めに診察を受けてください。
Q. 糸玉が気になる場合はどうすればよいですか?
A. 自分で針を刺したり、押し潰したり、糸を引っ張ったりせず、まずクリニックへご相談ください。状態に応じて原因となっている糸を抜糸し、必要に応じて埋没法をかけ直す方法や、まぶたの裏側で糸を固定する裏留めでの再施術が選択肢になります。感染や強い炎症がある場合は、炎症の治療を優先してから再施術を検討します。
二重埋没法・糸玉のご相談はネビュラクリニックへ
ネビュラクリニックは全国8院で、まぶたの厚みや二重幅に合わせた二重埋没法のカウンセリングを行っています。「目を閉じた時の糸玉が心配」「以前の埋没法の結び目が目立っている」「抜糸やかけ直しを検討したい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。カウンセリングは無料です(診療の流れはこちら)。
※二重埋没法は自由診療です。料金・リスク・副作用(腫れ・内出血・痛み・糸玉の膨らみ・左右差・二重ラインの消失・感染・異物反応・目の違和感など)の詳細は施術ページをご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状については医師の診察を受けてください。
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住尾祥隆
Hirotaka Sumio
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福岡大学医学部卒業
社会医療法人壮幸会行田総合病院
日本医科大学病院
大手美容外科 東京中野院 院長
大手美容外科 兵庫姫路院 院長
大手美容外科 埼玉大宮院 院長
大手美容外科 茨城筑波院 院長
所属学会・資格
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本抗加齢医学会 正会員
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本外傷学会・日本救急医学会・日本外傷診療研究機構 JATEC外傷初期診療プロバイダー
腦梗塞rt-PA適正使用講習課程終了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
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