2026.06.17
豊胸シリコンバッグ抜去と同時に脂肪豊胸は可能?入れ替えのメリットと注意点
「昔入れたシリコンバッグを取り出したい」「できれば自然な胸に戻したい」と考える方は年々増えています。
豊胸バッグは長期間維持できる一方で、加齢や体型変化によって見た目の違和感が出たり、カプセル拘縮や破損などのトラブルが起きたりすることがあります。そのため、10年〜20年以上経過したタイミングで抜去を検討するケースは少なくありません。
しかし、シリコンバッグを単純に取り出すだけでは、皮膚のたるみやバストのしぼみが強く出てしまう場合があります。
そこで近年増えているのが、「シリコンバッグ抜去」と「脂肪豊胸」を同時に行う“入れ替え手術”です。バッグを除去した空間へご自身の脂肪を注入することで、自然なボリューム感を維持しながら違和感の少ないバストへ近づけることができます。この記事では、シリコンバッグ抜去と脂肪豊胸を同時に行うメリットや注意点、ダウンタイムについて詳しく解説します。
白岩 拓巳
経歴
2016年 千葉大学医学部医学科 卒業
2016年 横浜労災病院
2017年 平戸市民病院
2018年 千葉大学医学部附属病院
2019年 千葉労災病院
2020年 大手美容外科クリニック 新宿本院
2020年 大手美容外科クリニック 福岡院 副院長
2021年 大手美容外科クリニック 広島院 院長
2021年 大手美容外科クリニック 銀座院 院長
2022年 ネビュラクリニック 院長
[ CONTENTS ]
1. シリコンバッグの抜去を検討するタイミング
カプセル拘縮(胸が硬くなる・変形する)が起きた
シリコンバッグ豊胸後、時間の経過とともに起こりうる代表的なトラブルが「カプセル拘縮」です。人体は異物が入ると、その周囲を膜(カプセル)で包み込む性質があります。通常は問題ありませんが、この膜が過度に硬く収縮すると、以下の症状が出ることがあります。
- 胸が硬くなる
- 触ると違和感がある
- 形が不自然になる
- 痛みを感じる
拘縮が進行すると、見た目の左右差や変形が目立つため、バッグ抜去や入れ替えを検討するきっかけになります。
バッグの破損(破れ)や劣化が心配
現在のシリコンバッグは以前より耐久性が向上していますが、永久に劣化しないわけではありません。長期間経過すると、「バッグの経年劣化」「シェルの損傷」「内容物の漏出」「被膜石灰化」などが起こる可能性があります。
特に古い世代のバッグでは、MRIやエコー検査で破損が見つかるケースもあります。症状がなくても、「将来的なリスクを考えて取り出したい」という理由で抜去を希望される方も少なくありません。
年齢とともに不自然さが気になり、自然なバストに戻したい
若い頃は気にならなかったサイズ感でも、年齢を重ねるにつれて「体型に合わなくなった」と感じるケースがあります。加齢に伴い皮膚や乳腺が下垂すると、バッグだけが上部に残ったような不自然な印象になることがあります。
また、「柔らかい自然な胸に戻したい」「異物を体内に入れておきたくない」「将来のメンテナンスが不安」といった理由から、バッグを抜去して脂肪豊胸へ切り替える方も増えています。
2. 抜去と同時に「脂肪豊胸」へ入れ替えるメリット
バッグを取り出した後のバストのしぼみ・たるみを防ぐ
シリコンバッグを抜去すると、内部のボリュームが一気になくなるため、皮膚が余ってしぼんだ印象になることがあります。特に長期間バッグが入っていた場合、皮膚や組織が伸びているため、「ハリがなくなる」「たるみが目立つ」「デコルテが削げる」「急激に老けた印象になる」と感じるケースがあります。
そのため、抜去と同時に脂肪注入を行うことで、失われたボリュームを補いながら自然な丸みを形成する方法が選ばれています。
ご自身の脂肪を使うため、見た目も触感も非常に自然
脂肪豊胸では、ご自身の太ももや腹部などから採取した脂肪をバストへ注入します。そのため、「柔らかい」「動きが自然」「境界が目立ちにくい」「異物感が少ない」という特徴があります。
特に、以前シリコンバッグ特有の硬さや輪郭感が気になっていた方ほど、脂肪豊胸の自然さに満足されるケースが多く見られます。また、自分の組織を使うためアレルギーリスクが低い点もメリットです。
ダウンタイムが一度で済む
バッグ抜去と脂肪豊胸を別々に行う場合、手術・麻酔・ダウンタイムを2回経験する必要があります。一方、同時施術であれば、「麻酔が1回で済む」「ダウンタイムをまとめられる」「身体的負担を軽減しやすい」という利点があります。特に仕事や育児で長期休暇が取りにくい方では、大きなメリットになります。
3. 同時施術のダウンタイムと定着率について
カプセル(被膜)を残す場合と切除する場合の定着率の違い
バッグの周囲には「被膜(カプセル)」と呼ばれる膜があります。抜去時、この被膜を残すか切除するかは状態によって判断されます。
被膜を一部残すことで空間が保たれ、脂肪の注入スペースを確保しやすい場合があります。一方で、拘縮が強い場合や石灰化がある場合には、被膜切除が必要になることもあります。ただし、被膜を大きく除去すると内部組織へのダメージが増え、術後の腫れや拘縮リスクに影響する場合があります。
脂肪の定着率は、「元の皮膚の伸び」「血流状態」「注入量」「注入層」「術後管理」などによって変動するため、豊胸修正に慣れた医師による設計が重要です。
痛みや腫れ、内出血の経過(術後〜1ヶ月)
術後は胸や脂肪吸引部位に腫れ・むくみ・内出血が出ます。一般的には、「強い腫れ:数日〜1週間」「内出血:2〜3週間」「むくみ:1ヶ月前後」を目安に徐々に落ち着いていきます。
胸の強い圧迫は脂肪定着へ影響する可能性があるため、術後ブラジャーの指示はクリニックごとに異なります。また、抜去後は一時的に皮膚の余り感が目立つ場合がありますが、時間経過とともに徐々に馴染んでいきます。
脂肪を採取した部位(太もも・お腹など)のダウンタイム
脂肪採取部位にもダウンタイムがあります。特に太ももから採取した場合、「筋肉痛のような痛み」「むくみ」「圧痛」「つっぱり感」が1〜2週間程度出ることがあります。完成までは数ヶ月かけて徐々に落ち着いていくため、短期間で最終形態を判断しないことが重要です。
4. 入れ替え手術で後悔しないための注意点
元のシリコンバッグのサイズによっては、1回の脂肪豊胸で同じ大きさを維持できない場合がある
脂肪豊胸は自然な仕上がりが魅力ですが、注入できる量には限界があります。特に、「もともとのバッグサイズが大きい」「痩せ型で脂肪採取量が少ない」「皮膚が薄い」場合には、一度の脂肪豊胸で同じサイズ感を完全再現できないことがあります。
そのため、「どの程度のサイズを希望するのか」「自然さを優先するのか」を事前にすり合わせることが重要です。場合によっては、複数回の脂肪注入を提案するケースもあります。
高度な技術を要する施術である
シリコンバッグ抜去後の脂肪豊胸は、通常の脂肪豊胸より難易度が高い手術です。バッグが入っていたスペースや被膜、皮膚の伸び方を考慮しながら注入しなければ、「凹凸」「しこり」「左右差」「定着不良」につながるリスクがあります。
5. 新宿美容外科ネビュラクリニックのバスト再建・脂肪豊胸
山本医師による安心のカウンセリングと丁寧な施術
シリコンバッグ抜去や脂肪豊胸、他院修正まで幅広く対応しています。バッグの状態や拘縮の有無を確認しながら、患者様の希望に合わせて、「完全抜去」「被膜処理」「同時脂肪豊胸」など適切な術式をご提案しています。デザインだけでなく、安全性や将来的なメンテナンスも考慮したカウンセリングを重視しています。
定着率を高めるコンデンスリッチ(CRF)技術の採用
脂肪豊胸では、採取した脂肪をそのまま注入するのではなく、不純物や老化細胞を除去したコンデンスリッチファット(CRF)を使用しています。CRF技術により、「定着率向上」「しこりリスク軽減」「なめらかな仕上がり」が期待できます。また、細かく多層へ分散注入することで、より自然なバストライン形成を目指します。
6. まとめ
シリコンバッグ抜去後は、しぼみやたるみが目立つことがあります。そのため近年では、バッグ抜去と同時に脂肪豊胸を行い、自然な柔らかいバストへ入れ替える治療が増えています。
同時施術には、「ダウンタイムを一度にまとめられる」「自然な見た目・触感を目指せる」「異物を残さない」といったメリットがあります。一方で、バッグサイズや皮膚状態によっては希望サイズを一度で再現できない場合もあり、高度な技術が必要な施術でもあります。
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山本紘子
Hiroko Yamamoto
経歴
近畿大学医学部卒業
兵庫県立尼崎総合医療センター
大阪赤十字病院
豊岡病院
大手美容外科 新宿本院
東京シンデレラ美容外科
所属学会・資格
日本美容外科学会 正会員
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
白岩 拓巳
Takumi Shiraiwa
経歴
2016年 千葉大学医学部医学科 卒業
2016年 横浜労災病院
2017年 平戸市民病院
2018年 千葉大学医学部附属病院
2019年 千葉労災病院
2020年 大手美容外科クリニック 新宿本院
2020年 大手美容外科クリニック 福岡院 副院長
2021年 大手美容外科クリニック 広島院 院長
2021年 大手美容外科クリニック 銀座院 院長
2022年 ネビュラクリニック 院長
所属学会・資格
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本抗加齢医学会 正会員
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
アメリカ心臓協会 ACLSプロバイダー
アメリカ心臓協会 BLSプロバイダー
日本救急医学会 ICLSプロバイダー
日本内科学会 JMECC修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
学術集会演題発表歴
| 1. | 白岩拓巳、越後憲之、野崎藤章、近藤有理子:「NICU入室中の早産低出生体重児に分娩室で緊急手術を施行した一例」第22回日本小児麻酔学会学術集会、2016.10.8(横浜) |
| 2. | 白岩拓巳、石田晶子、石渡一樹、内藤久美子、大和梓、志賀明菜、中山哲俊、永野秀和、鈴木佐和子、小出尚史、高躍、堀口健太郎、田中知明、横手幸太郎:「ETSS術後再発に対して再手術施行したCushing病の長期経過観察2症例」 第19回日本内分泌学会関東甲信越支部学術集会、2018.9.8(東京) |
| 3. | 塚越彩乃、小野啓、白岩拓巳、金子ひより、石渡一樹、前田祐香里、北原綾、石川崇広、林秀樹、横手幸太郎:「減量目的に腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を施行した精神疾患合併をもつ高度肥満症の2例」 第56回日本糖尿病学会関東甲信越地方会、2019.1.26(横浜) |
| 4. | 白岩拓巳、馬場雄介、石川崇広、越坂理也、前澤善朗、横手幸太郎:「ACTH単独欠損症に対する治療により血糖値が安定化した高齢者1型糖尿病の1例」 第69回日本老年医学会関東甲信越地方会、2019.3.2(東京) |
| 5. | 上田聖、小野啓、小澤元、菊池暢行、佐藤奈緒、鈴木詢也、白岩拓巳、塚越彩乃、熊谷仁、横手幸太郎:「高度肥満症を伴う1型糖尿病に予測低血糖自動注入停止型インスリンポンプを導入した1例」 第37回日本肥満治療学会学術集会、2019.11.2(東京) |
| 6. | 類家裕太郎、田村愛、白岩拓巳、石渡一樹、内藤久美子、石田晶子、河野聡美、出口ハンナ、藤本真徳、佐久間一基、鈴木佐和子、小出尚史、山崎有人、笹野公伸、横手幸太郎:「PRKACA変異陽性のCortisol及びAldosterone同時産生副腎腺腫の1例」 第29回臨床内分泌代謝Update、2019.11.29(高知) |
| 7. | 由井健智、白岩拓巳、石川耕、三村正裕:「免疫チェックポイント阻害薬関連劇症1型糖尿病の1例」 第57回日本糖尿病学会関東甲信越地方会、2020.1.18(横浜) |
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阪急三宮より徒歩3分【診療時間】10:00~19:00
【休診日】不定休
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小倉美容外科ネビュラクリニック
〒802-0006
福岡県北九州市小倉北区魚町1丁目1-16
ベルビル 6FJR小倉駅より徒歩6分
モノレール平和通駅より徒歩3分【診療時間】10:00~19:00
【休診日】不定休
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札幌美容外科ネビュラクリニック
〒060-0001
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【休診日】不定休
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新宿美容外科ネビュラクリニック
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