目頭切開の傷跡は残る？目頭切開の種類と残った傷の治し方

目頭切開やそのほかの切開系の手術を考えている人のほぼすべての人が考えているのが、「術後の傷跡」や「ダウンタイム中の傷の目立ち方」ではないでしょうか？
いつまで傷跡は目立つのだろう？　傷が消えないこともあるんだろうか？など不安に思って、目頭切開の施術をためらってしまうこともあるかもしれません。

今回は、目頭切開の傷跡は残るのだろうか？目頭切開の種類と傷の治し方などについて解説していきます。

目頭切開の傷跡とは

目頭切開とはそもそもどんな施術なのだろうか？
目頭切開がどんなものか知らない人のために簡単に説明していきます。目頭切開とは、目頭に被さっている蒙古襞を取り除き、目を大きく見せる目元整形の一つです。

1. 蒙古襞は張っているけど、綺麗な平行二重にしたい方
2. 目が離れ目であり、目頭切開をすることで目の距離のバランスを整えたい方
3. 目を大きく見せたい方
4. 丸みのある目頭を切れ目にし、シャープで大人っぽい印象の目元に変えたい方

こんな方に向いている施術になります。

目頭切開で気になるのが傷跡です。切開をしているので、一時的に目の内側に切開した跡ができますが、徐々に傷跡は良くなっていきます。手術の方法によって、傷跡がどのくらいで完璧に治るかは異なりますが、だいたいの傷跡は、１－２週間ほどでメイクをすれば傷跡はわからない程度、術後１～２か月でメイクなしでも傷跡はわからない程度になります。
目頭切開をした後は、糸で縫合するので、術後一週間程度（最短で５日）は糸がついた状態となります。縫合する糸は目に見えないほどの透明な糸を使用することもできるので、（手術する医師が見えないほどわからないです）糸がついていてもわかりにくいため、ダウンタイム翌日、翌々日から社会活動を問題なくされている方もいます。
傷跡は最終的には全くわからなくなる方がほとんどなので、そのあたりはご安心ください。

目頭切開の種類と傷跡

ここまで目頭切開や傷跡について解説してきました。
ここでは、一般的に行われている目頭切開の種類と傷跡に関して解説していきます。

W法

W法は文字通りWに蒙古襞を切除する術式です。皮膚を切開するだけでなく、切除するため、例えば縦方向に目が蒙古襞に埋もれてる方でもしっかりした変化がでます。
デメリットとしては、Z法に比べてダウンタイムが長く、傷跡が目立ちやすく、残りやすいことと皮膚を切除するため手術後イメージと違う場合に元に戻すことができないことです。

Z法

W法と異なり、皮膚は切除せず、切開し皮膚を入れ替えることのみで蒙古襞を解除する術式です。そのため、最も傷跡の赤みや盛り上がりが少なく、回復が早いのが特徴です。傷跡が最も目立ちにくく、かつ、変化も大きな変化から小さな変化まで細かい調節が効くため（ただし、仕上がりをイメージし調節するためには目頭切開の経験が多数必要です）、最も頻度が多く行われている術式です。
また、他の術式と異なり、術後イメージ通りにならなかったり、気が変わって戻したくなったときに蒙古襞形成術（逆Z法）を行うことで、蒙古襞を元に戻すことができる唯一の術式です。
逆Z法が頻度が少ないので、目頭切開をやる際には逆Z法をどの程度行っているか確認すると、Z法の仕上がりも綺麗に行ってくれるかもしれませんね。

三日月法

蒙古襞を三日月状に切り取って縫合する方法です。症例を選べば、三日月法が最も良い適応の方も一部いますが、基本的に三日月法でないとできない方はほぼおらず、メリットも少ないです。
三日月状に切除して合わせた傷は元に戻ろうとする力が働き、その力によって傷が引っ張られ、時間とともに傷が凹みになるケースがあります。すなわち大きく変化を出そうと思って切除すれば、傷跡が残りやすいです。傷のことを気にして切除量を小さくすれば、変化が少なく、あまりメリットがなくなってしまいます。
一般的に行われる頻度は三つの術式の中で一番低いです。

ここまで、目頭切開の三つの術式の方法についてお伝えしましたが、頻度から考えると私の経験上、

Z法：W法：三日月法＝７～８：１～２：１

くらいの頻度です。

Z法はどんな目元に関しても最も応用が効きやすいですが、患者様が望むデザインをほぼすべての方で実現するためには、実績と経験値が必要です。少なくともZ法の施術経験１００例以上行っているかや逆Z法、三日月法、W法まで経験あるかなどによって仕上がりや満足度は変わってくると言えるでしょう。

目頭切開のダウンタイム

術後0日

切開直後のため、傷は糸の縫合をとれば、開いてしまう状態です。傷口を縫合するため糸が目頭につきます。痛みに関しては、鎮痛薬で抑えられるので心配いらないです。

術後7日前後

縫合した糸を抜糸する時期です。傷の赤みは徐々に落ち着きます。抜糸が終われば、傷は糸がなくてもくっついている状態になりますので、お化粧やコンシーラーで傷口を隠したり、泡洗顔などで優しく顔を洗うことも可能です。この頃はお化粧などをすれば、傷は隠せるくらいになります。

術後1カ月

赤みもほぼなくなり、自然な感じになります。化粧をしなくても傷が目立ちにくい状態となります。

術後3～6か月

更に傷の状態がよくなり、術後一か月後よりもっと目立ちにくくなります。

目頭切開の傷跡を早く治す方法

傷跡を触らない

目頭切開をした後、傷口が治っていく過程でかゆみや違和感を感じることがあるかもしれません。
気になるあまり、目頭切開を行った患部を頻繁に触ってしまう方がいますが、傷が治るのを遅くしたり、感染などのトラブルを起こす可能性が増えたり、逆効果です。

美容外科施術すべてに当てはまりますが、術後は患部を触らない、かかないことが非常に重要です。なるべく患部は触れないように過ごしましょう。

健康的な規則正しい生活をする

傷口の回復を早めるために重要なことが、しっかり栄養を補給し、睡眠をとることです。
健康的な規則正しい生活は傷口の回復を早めます。
傷口の回復を早めるためにも術後のたばこの喫煙はなるべく避けましょう。傷口の回復を遅くするだけでなく、感染などのリスクも高めます。どうしても禁煙できない方でも、最低でも１～2週間は禁煙された方がご自身のお身体のためです。
術後喫煙されてトラブルが起こった場合は、自己責任です。

傷跡を目立ちにくくするコツ

術後は縁が大きめの黒縁メガネをかけていただくと目頭側の傷は目立ちにくくなります。また、傷口を目立ちにくくするために、透明糸を使うなど工夫することもできるので、手術前に担当医やクリニックで相談しましょう。
また、抜糸後はメイクも可能なため、コンシーラーやファンデーションなどを使うことで傷口を目立ちにくくできます。

目頭切開の傷跡のことならネビュラクリニックにご相談ください

目頭切開や目元整形はネビュラクリニックへご相談ください。
ネビュラクリニックは、２０２４年４月現在、広島・京都・東京錦糸町にある美容外科クリニックです。
ネビュラクリニックでは、元大手美容外科で院長や指導医を歴任した少数精鋭の医師により構成されており、二重埋没法や目頭切開をはじめ、目元整形の症例数が多く、安定した技術を持った医師のみが執刀しています。

当院では目頭切開の症例も大変豊富で、目元の状態によりZ法、W法、三日月法、また目上切開などを症例により使い分けています。また、Z法であれば万が一イメージと異なる場合に逆Z法により戻すことが可能ですが、実は経験の多いクリニックは少ないです。当院では、術後の修正も可能で、他院で目頭切開をやったけど、イメージと違った方の他院修正も多数担当しています。二重整形と同時に施術することももちろん可能です。
他の目元施術と組み合わせたりすることで、ご希望どおりのお目元を実現いたします。
また、よくある後戻りのリスクを抑えるように独自の工夫を施しておりますので、後戻りが心配な方もご安心ください。
美容整形が初めてな方でもまずはお気軽にご相談ください。