クマ取り(脱脂)後に色素沈着(茶クマ・青クマ)が悪化した?原因とリカバリー治療
目の下のクマ取り(脱脂)でふくらみは取れたのに、目の下が黒ずんで見えたり、目の下の色味が悪化したように感じていませんか?
長年目の下のクマの膨らみを放置していると、血行不良など複数の要因によって目の下の色味・色素沈着が悪化しているケースがあります。目の下のクマ取り後に目の下の膨らみ・クマが改善すると、今まで気にならなかった目の下の色味・色クマが気になるようになることがあります。手術後に目の下の色クマが気になるようになると、「手術が失敗だったのでは?」と不安になる方もいることでしょう。
しかし、色クマは悪化しているわけではなく、膨らみの悩みが改善したことで出てきただけなので深刻に考える必要はありません。
この記事では、なぜクマ取り後に色クマ・色味が気になるのか、その原因や見た目の変化、複合的なリカバリー治療について、ネビュラクリニック統括院長・京都院院長の岸 大輔医師の監修のもと解説します。少しでも不安や間違った認識を解消し、納得した上で美容医療を利用できるよう正しい知識を身に着けていきましょう。
[ CONTENTS ]
1. クマ取り(経結膜脱脂)後に「色素沈着が悪化」して見える原因

とても稀な現象ですが、クマ取り(経結膜脱脂)後に「色素沈着が悪化」して見える原因についていくつか解説します。
ふくらみが無くなったことで、皮膚の薄さや血管(青クマ)が透けて目立つようになった
切らない目の下のクマ取り手術の前は、多くの方が目の下の膨らみ・凹凸が目立ち、クマの膨らみが強調されている状態かと思います。
クマ取り手術によって不要な眼窩脂肪が除去されると、下まぶたの構造が変化し、本来の生まれつきの自然な目の下へ戻ります。この際、長年自身の目の下の正しい構造を見慣れてなかったため、「この下まぶたの状態が本当に正しいのか?」と多くの方は不安になります。
また、膨らみがなくなったことで、皮膚の厚みがなくなり、血管が透けて目立つ方もいます。これは元々ある正しい構造が原因となります。長年、眼窩脂肪を放置したことで沈着した色クマが、皮膚の厚みが戻ったことで目立つようになったわけです。
では、色クマが目立つようになるから、クマ取りはしない方が良いのか?答えは、Noです。目の下の眼窩脂肪の膨らみを放置すると、色クマは次第に悪化します。早期に余分な眼窩脂肪を除去することによって、色クマの進行を予防できる形となります。
もともとあった色素沈着(茶クマ)が、平坦になったことで強調された
青クマや赤クマなどの色クマは、真皮層などに沈着しますが、それよりもっと浅い皮膚にはメラノサイトが増生されシミができるのと同じ機序で茶クマができます。
もともとクマ取り手術前に茶クマ・シミが濃い方だとクマ取り後にこれが目立つケースがあります。
術後の炎症や内出血による一時的な色素沈着
クマ取り後の完全な完成は1〜3か月程になります。もちろん、この期間ずっと目に見える腫れがあるということではなく、目に見えない炎症が体内では起こっています。そのため、クマ取り手術を受けたほぼ100%の方の完成が1〜3か月となります。
術後の炎症が起こっているうちは、一時的な色素沈着は起こり得ますし、クマ取り後1年かけて色クマが改善してくる方もいます(手術前に色クマがひどかった方)。
2. 脱脂だけで綺麗になるクマと、綺麗になるが色クマが残るタイプの違い

脱脂が向いている「黒クマ(影クマ)」
基本的に、目の下のクマが気になるとクリニックにご来院される方のほぼ100%に「黒クマ(影クマ)」があります。黒クマのみの方は、目の下の切らないクマ取り(脱脂術)を適切に行ってあげさえすれば、目の下のクマは綺麗に改善します。
脱脂だけでは色が残る「茶クマ」「青クマ」の混在タイプ
黒クマのみの方は、脱脂術のみでほぼ完全に改善しますが、多くの方は大なり小なり「茶クマ」や「青クマ」が混在しています。
実は、この眼窩脂肪の突出が原因の「黒クマ(影クマ)」は、長期間放置されると目の下の血行不良等によって「色クマ(青クマ)」が沈着してきます。この色クマを沈着させないためにも「黒クマ(影クマ)」は早期に改善させた方が良いですが、多くの方は数年放置された後にようやく気になってご来院されます。
この場合、長年沈着した色クマは、クマ取りを行った後にも残る可能性があります。ただし、それは色クマが悪化しているわけでは決してありません。黒クマ(影クマ)の治療が遅れたことによって改善しなかっただけなので、眼窩脂肪の除去により将来つくかもしれない色クマの予防になります。
色クマのことはあれこれ悩まずに、早期に治療を開始すること、クマ治療に特化した適切な治療を提供できるクリニックで治療を受けましょう。
3. 悪化した色グマ(茶クマ・青クマ)を改善するリカバリー治療

黒クマを放置した結果、色クマ(茶クマ・青クマ)が悪化したとしても、この色クマを改善する方法があります。主に青クマの治療が脂肪注入やスネコス注射、茶クマの治療がレーザートーニングやピーリングとなります。
【脂肪注入(CRF)】皮膚に厚みを持たせ、青クマをマスキングする
青クマを改善させる方法の一つ目は、目の下の脂肪注入です。
「眼窩脂肪の脱脂を行って、何でまた脂肪を入れるのですか?」とよく聞かれますが、脂肪注入と目の下のクマ取りの時に取る脂肪は、取る層や深さ・脂肪そのものの性質も全く違います。脂肪注入の場合には、眼窩脂肪のあった目の奥の部分に注入するのと違い、比較的皮膚に近い浅めの層に適した脂肪を生成して行います。
脂肪注入はしこりのリスクが一定数ありますが、ナノファットを使用して適切な脂肪を選択して行うことでリスクを最小限に減らすことができます。
【スネコス注射】目元の皮膚の再生を促し、ハリと厚みを取り戻す
脂肪注入まで行うのが抵抗ある方におススメの青クマを改善させる治療が、スネコス注射です。スネコス注射には、非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸が含まれており、真皮の線維芽細胞を刺激して皮膚のコラーゲン増生、エラスチン増生、細胞外マトリックスの再構築を促し、皮膚の厚みをつくります。
青クマは目の下の血行不良や皮膚の薄さが原因で起こるため、薄かった目の下の皮膚や真皮に厚みが出ると、目の下の血管や眼輪筋が透けにくくなり青クマが目立たなくなります。青クマを改善させるためには、スネコス注射で皮膚を育てていきましょう。
脱脂後の青クマの原因のほとんどは、皮膚の薄さが原因で目の下の色味が浮き出てくることで起こります。
【レーザートーニング・ピーリング】メラニン色素(茶クマ)を排出する
茶クマを改善させる治療が、レーザートーニングやピーリングになります。
茶クマとは、メラニン色素の沈着によりできるシミのような皮膚表面の色味になります。シミや茶クマの治療にはこの二つの治療が有効です。
4. 術後の色素沈着を防ぐ・改善するセルフケア

目をこすらない(摩擦を避ける)
皮膚表面を擦って摩擦が起こると色素沈着に繋がる可能性があります。皮膚表面の色素沈着の予防に目をこすらない・摩擦を起こさないことが有効です。
徹底した紫外線対策と保湿ケア
紫外線は、皮膚表面の茶クマを悪化させます。そのため、皮膚表面の紫外線対策や保湿のケアは茶クマや色素沈着を起こさないために有効です。
5. ネビュラクリニックの複合クマ治療

岸統括院長によるクマの種類の正確な見極め
ネビュラクリニックでは、様々な症例に対応しており、複合クマや難しいクマ症例にも対応できます。クマの治療において、最も大事なことがどのようなクマなのかの見極めです。
ネビュラクリニックでは、岸統括院長をはじめ、様々なクマの治療に従事しています。クマの治療は、ネビュラクリニックへお任せください。
脱脂と注入治療を組み合わせたオーダーメイド治療
クマの種類や原因がしっかりと見極められるとクマの最適な治療法もご案内できます。
特に「再発を抑えた」「腫れの少ない綺麗な仕上がり」に調節するためには、脱脂とヒアルロン酸注入などの注入治療を組み合わせたオーダーメイド治療が必要なケースが多いです。当院では、患者様に応じて適切な施術を提供しております。
実際の仕上がりは目の下の切らないクマ取りの症例写真でご確認いただけます。施術の詳細・料金・ダウンタイムは施術ページをご覧ください。
6. まとめ

ここまで、クマ取り後の色素沈着や色クマの原因や改善方法について解説してきました。
目の下のクマ取りは近年大変人気の治療ですが、目の下のクマは単なる膨らみや凹凸のみならず、「皮膚のたるみ」「皮膚の厚み・薄さ」「色味」「皮膚の弾力性・ハリ」などの複数の要因があることがほとんどです。
技術力や経験知から仕上がりや施術方法に差が出る治療になりますので、原因の見極めと適切な施術を提供することがとても重要です。
ネビュラクリニックでは、色クマや皮膚のたるみにもできる限り配慮した施術を提供しております。目の下のクマでお悩みの方は、是非一度ネビュラクリニックへお越しください。
クマ取り後の色素沈着に関するよくある質問
Q. クマ取り後に色クマが目立つのは失敗ですか?
A. 失敗ではありません。膨らみ(黒クマ・影クマ)が改善したことで、もともとあった色クマ(茶クマ・青クマ)が目立つようになっただけで、色クマ自体が悪化しているわけではありません。むしろ眼窩脂肪の膨らみを放置すると色クマは次第に悪化するため、早期の脱脂は色クマの進行予防にもなります。
Q. クマ取り後の色素沈着はいつまで続きますか?
A. クマ取りの完成は術後1〜3か月ほどで、その間は目に見えない炎症が体内で起こっているため一時的な色素沈着が起こり得ます。術前に色クマが強かった方では、1年ほどかけて色味が改善してくることもあります。
Q. 青クマと茶クマで治療は違いますか?
A. はい。青クマは血行不良や皮膚の薄さで血管や眼輪筋が透けて見えるもので、脂肪注入やスネコス注射で皮膚に厚みを持たせる治療が中心です。茶クマはメラニン色素の沈着によるシミのようなもので、レーザートーニングやピーリングが有効です。
Q. クマ取りをせずに色クマだけ治療した方がよいですか?
A. クマが気になって来院される方のほぼ全員に黒クマ(影クマ)があり、多くは色クマが混在しています。眼窩脂肪の突出を放置すると血行不良で色クマが沈着してくるため、まずは黒クマを早期に改善し、必要に応じて注入治療などを組み合わせるオーダーメイド治療をおすすめしています。
目の下のクマ治療のご相談はネビュラクリニックへ
ネビュラクリニックは全国8院で目の下のクマ取り・複合クマ治療のカウンセリングを行っています。「クマ取り後の色味が気になる」「自分のクマの種類を知りたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。カウンセリングは無料です(診療の流れはこちら)。
※目の下の切らないクマ取り・注入治療は自由診療です。料金・リスク・副作用(腫れ・内出血・痛み・左右差・凹み・色素沈着・しこり・感染など)の詳細は施術ページをご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状については医師の診察を受けてください。
関連するコラム
関連する特集
岸大輔
Daisuke Kishi
経歴
昭和大学医学部医学科 卒業
東海大学医学部附属病院 形成外科
都内病院 麻酔科
大手美容外科クリニック 川口院 院長
大手美容外科クリニック 新宿東口院 部長
大手美容外科クリニック 仙台駅前院 副院長
大手美容外科クリニック 高田馬場院 院長
大手美容外科クリニック 枚方院 院長
ネビュラクリニック京都院 院長
所属学会・資格
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本麻酔科学会正会員
ジュビダームビスタ認定資格医
ジュビダームビスタバイクロス認定資格医
日本救急医学会ICLSプロバイダー修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
学術集会演題発表歴
『肢帯型筋ジストロフィー患者の腹腔鏡下虫垂切除術に対する麻酔経験』,第59回日本麻酔科学会合同学術集会,演者:岸大輔、奥田奈穂、小柳哲男、斎藤郁恵、新井多佳子、島田宗明
メディア出演/取材歴
2024年11月:ミセスSDGs Japan日本大会 公式審査員
お問い合わせ
お問い合わせはこちら
営業時間 10:00〜19:00/不定休
WEBでご予約はこちら
クリニックのご紹介
-
ネビュラクリニック広島院
〒730-0035
広島県広島市中区本通4-7 コズミックビル 3F広島電鉄「本通駅」徒歩2分
広島バス「本通り」徒歩2分【診療時間】10:00~19:00
【休診日】不定休
-
ネビュラクリニック京都院
〒600-8146
京都府京都市下京区東洞院通七条東入材木町499 京都駅前第七ビル 3FJR京都駅中央口/地下東口より徒歩4分
地下鉄烏丸線北改札口より徒歩3分
京阪本線七条駅より徒歩6分【診療時間】10:00〜19:00
【休診日】不定休
-
ネビュラクリニック東京錦糸町院
-
神戸美容外科ネビュラクリニック
〒650-0021
兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目10−7 グレースコウベビル 2FJR三宮より徒歩5分
阪急三宮より徒歩3分【診療時間】10:00~19:00
【休診日】不定休
-
小倉美容外科ネビュラクリニック
〒802-0006
福岡県北九州市小倉北区魚町1丁目1-16
ベルビル 6FJR小倉駅より徒歩6分
モノレール平和通駅より徒歩3分【診療時間】10:00~19:00
【休診日】不定休
-
新宿美容外科ネビュラクリニック
-
愛知春日井美容外科ネビュラクリニック